ま行

三浦春馬とALS患者嘱託殺人の被害者。自死する自由があたえられていたひとと、あたえられていなかったひと。

ALS患者嘱託殺人事件の特集が、朝日新聞でくまれている。さきごろの嘱託殺人事件について、識者などの意見や朝日新聞をふくむメディアの編集のしかたをみていると、嘱託殺人という手段をとって自死した当人の不在のところで、議論がすすめられているような、…

三浦春馬の死をうけて。自殺したくなったら、とにかく、すべてなげだして、にげろ。

三浦春馬が自殺しましたが、それをうけて、責任感がつよいことは、あまりよくないことだとわかりました。 「ああ、自分は、もう死んでしまいそうだ」という信号をキャッチした瞬間に、それから、どこまでたえられるかを注視しつづける。「もう無理だ」とおも…

【宮崎駿『風立ちぬ』】たいへん感動した物語だった。

『風立ちぬ』、すごくよかった。感動した。最近なのか、今日だけ、特別なのか、涙腺がゆるい。うるうるしすぎだった。わけわからんところでも、うるうるしてしまったし。ここ最近ふれた物語で、最高傑作だとおもう。アニメーションも、すごく、やわらかくて…

【宮崎駿『風立ちぬ』】年老いて、なお、かれることのない偉大な精神。

宮崎駿の引退作らしい『風立ちぬ』をみている。何年かまえに、テレビで放送していたものを録画しておいた。いま、ようやく半分くらいみた。やっぱり、映画は、みるのがつかれる。1時間もたてば、集中力はきれる。こんなようでは、とても、映画館では、やって…

まち(街・町)とはなんだろう?~自分の物語をつむいで、ほりおこしてみる~

11月26日火曜日、うめきたTalkin'Aboutに参加してきた。19時~21時のあいだに、話題提供者の笹尾和宏さんと参加者数十名で、『施設がまちになるために必要なことは?』というテーマをほりさげた。笹尾さんは、『PUBLIC HACK 私的に自由にまちを使う』という…

マインドフルネスのこと、など。

ぼくのなかには、おそらく、極右ポピュリストなんかに、煽動されると、うっかり感化されてしまいかねないあやうさが、たしかにあったはずだ。「あったはず」と、過去のことにしているのは、この2週間ほどで、「自分は、自分のものさしをもっている」と納得…

漫画と映画で興味をもってから、世界史を勉強するきっかけをつくる。ヒトラーから、ドイツ史をかじる。

ヒトラーのことをとりあげた作品をみて、ぼくって、全然、世界史の背景をしらないということに気がついた。それで、高校の教科書をちょっとのぞいてみたら、なるほど、ドイツは日本の戦国大名が割拠していたのと、おなじような感じやったのか。そいで、プロ…

マイノリティ(社会とのズレになやみ、その原因を自分のよわさにあると、くるしむひと)をケアする場を大学に、高等教育の現場に、積極的な価値があるものとして位置づけていく活動を開始する。

大学という空間に、社会に参加することに疑問を感じている学生に対する、ゆるいつながりの場をつくりたい。場としては、目的設定はしないが、ルールとして、つぎのようなことをひとつさだめておこうとおもう。「自由を尊ぶことを基本とし、自己中心性・自文…

街のありかたをプロデュースしている巨人が、どこかに、きっと、いるはずなのだ。

街あるき、ならぬ、街すわりをやっていた。ながめていると、どうも、ここで、歌をうたうかれらは、許可をえて、やっている感じがする。4組くらいが、1列にならんで、うたっているが、どうやら、順番がきまっているようだ。ある組がうたっていると、ほかの組…

目のみえかたひとつで、意識はかわる。

きのう、メガネを新調した。まえのメガネでは、視力が0.5もないくらいだったが、あたらしいメガネは1.0に視力を調節したので、よくみえる。近視はあんまりすすんでいなかったはずだが、とにかく乱視がひどくて、よくみえていなかった。あたらしいメガネをか…

無目的的に、いきていきたい。目的の世界(会社組織ではたらくこと)が、だるい理由。

明日から仕事だ。かなしくて、すこしだるい。なんか全然ちからがはいらない。しかし、まあ、ゆるりと、はりきっていきましょうか。お盆休暇は、結局、毎日お酒を必要以上にのんでいた。休肝日など、どこふく風といった感じだった。1回だけやらかしてしまっ…

メタ認知、桂正和と角田光代の作品との体験をとおして

角田光代のエッセイ『恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。』をよんでいる。適当に、ながしよみしているので、とやかく寸評などはしないけれど、ちょっとだけ、読書感想文をかこうとおもう。本書のあちこちに、ひょっこりと顔をだす著者の酒のみアピールが…

無理をしない②週5日労働は、ぼくの身体はたえきれない(自己の心と身体をわけて定義する)

今日は、ちょっとからだをこわして、仕事をやすんだ。ふつうにめっちゃつかれていて、からだの気だるさもある。唐突に、自分の心身のことを定義しなおす方がよいかもしれないとおもった。このまま"ふつう"のひとたちと、おなじ活動量で、はたらいていくこと…

無理をしない。他人の期待にこたえようとしない。

無理をしない。できないことは、できないという。だれのためにいきているのか。自分のためにいきている。なによりたいせつなのは、自分の生だ。ぼくはなにも自己中心であることをいっていない。 「自分の生のなかで、だれかのために、いきていく。」というこ…

「ムカつく」ということばを相手をムカつかせずに発するには?

おはようございます。今朝はなんだか、無性にムカつく。ムカつくというものも、たぶん死生のことに関係しているとおもう。だけど、「ムカつく、ムカつく」と、まわりにことばにするのは、きく方にとっては、うざったいものだとおもう。ぼくがそうだ。他人の…

模倣することで上達していく。そして、そのさきに個性がひろがっていく。

上達のコツは、模倣することだ。あたりまえのことだけど、あらためて認識した。まなぶことは、「まねる」ことだ。むかしから、いいふるされているが、本質的なことは、かがやきをうしなわない。 個性のことばかりかんがえていたので、まねることの意味をわす…

物語の草稿あるいは断片。死に関して。

突然、いきおいよくたちあがり、あかるい調子の声でさけびながら、店からとびだした。そして、そのまま、ビルの屋上へかけあがり、Aはそこから、とびおりた。Aは無惨にも死をむかえた。Aの死は、目撃者多数であり、だれがどうみても、とびおり自殺であると結…

物語をかこうとおもう。

小説というか、物語をかこうとおもう。物語を研究したい。物語の研究とは、つまり、物語をかくことだとおもう。いくら物語にふれても、その本質はわからない。そもそも物語とは、論じることができないのだ。論じることは、物語ではない。とにかく、ひとつだ…

メンズエステで感じるからだの自由。

からだのすべてが、感じられるような。人間には五感がそなわっていることがわかるような。感覚がとぎすまされているような。からだそのものが、感じている。 さらには、からだがかんがえている。あたまとは、ちがった理解があるような。技術のたかい、メンズ…