日記

マインドフルネスのこと、など。

ぼくのなかには、おそらく、極右ポピュリストなんかに、煽動されると、うっかり感化されてしまいかねないあやうさが、たしかにあったはずだ。「あったはず」と、過去のことにしているのは、この2週間ほどで、「自分は、自分のものさしをもっている」と納得…

1日のしめくくりに。『ゲッベルスと私』の感想と阪神タイガースの鳥谷選手の退団のこと、など

今日は、夜の8時すぎまで、はたらいて、帰宅後は、阪神タイガースのユニフォームをきる鳥谷選手の最後の勇姿をみながら、夕食をたべた。「ここで引退して、将来の幹部候補として、がんばってくれ」という球団からのさそいをことわって、「野球選手として、納…

政治を勉強するには時間が必要なのに、残業つづきの大衆には、その時間がない。この悪循環が、ポピュリズムをうむんじゃないのか?

だれに投票しようかと選択をせまられると、なかなかむずかしいことがわかってきた。 どいつもこいつも、政治家という職業の人間は、大衆性をくすぐってきやがるから、うっかりとろかされるこわさがある。 たかだか一票を投じるだけであるが、ただしく意思決…

8050問題と持続可能な社会

今朝の朝日新聞の朝刊で、8050問題がとりあげられていた。wikiしらべでは、「2010年代以降の日本に発生している長期化した引きこもりに関する社会問題である。」とある。小学生のころから40年もひきこもっていた50歳代の男性が、80歳まえの母親が自宅で死去…

孤独をうけいれたことから、ひろがる他者との関係性。

孤独で十分だと覚悟をきめたことで、他者との関係をきずいていく距離感がわかるという不器用さがある。もはや、だれとも共感できなくてもよいと、覚悟をきめたところからひろがっていく、共感の可能性がある。しかし、孤独という態度をきめた不器用さは、二…

祝杯!

10kmをはしったので、祝杯をあげている。場所は、家のちかくの居酒屋だ。 このビールとおつくりセットは、800円である。なかなか破格の値段だとおもう。まさか、甘エビがついてくるとは、おもわなかった。やっぱり、エビって、はなやかだ。つかれているから…

はしることとマインドフルネス。

10kmを55分かかって、はしりきった。ひとつ壁をこえたような気がしていて、達成感がある。今日は、はじめから、10km走にチャレンジしようと目標をさだめていた。しっかり10kmをはしることができるルートをGoogleマップで、しらべてから、はしった。つまり、…

漫画と映画で興味をもってから、世界史を勉強するきっかけをつくる。ヒトラーから、ドイツ史をかじる。

ヒトラーのことをとりあげた作品をみて、ぼくって、全然、世界史の背景をしらないということに気がついた。それで、高校の教科書をちょっとのぞいてみたら、なるほど、ドイツは日本の戦国大名が割拠していたのと、おなじような感じやったのか。そいで、プロ…

『ヒトラー~最期の12日間~』と『ドラゴンボール超 ブロリー』の感想【映画感想】とにかく、三浦大知のBlizzardがかっこよかった

よしっ。 『ヒトラー~最期の12日間~』と『ドラゴンボール超 ブロリー』をみおわったので、はしりにいこう。 が、ちょっと感想をかいておきたい。 ヒトラーについては、まったく無関心だったのだが、つい先日、本屋で、水木しげるの『劇画 ヒットラー』が目…

街のありかたをプロデュースしている巨人が、どこかに、きっと、いるはずなのだ。

街あるき、ならぬ、街すわりをやっていた。ながめていると、どうも、ここで、歌をうたうかれらは、許可をえて、やっている感じがする。4組くらいが、1列にならんで、うたっているが、どうやら、順番がきまっているようだ。ある組がうたっていると、ほかの組…

ストリートミュージシャンの自己表現と鶴見俊輔の座りこみ

その声は、ぼくには、こころにひっかかるものとは、おもえない。かれの歌声からは、個性をだすには、まだ、すてきれないプライドのかたまりが、邪魔をしている気がする。などと、評論家ぶる自分は、さておき、「それをして(こんなところで、歌をうたって)、…

【書評・日記】鶴見俊輔の「退行計画」をよんで。いきかたがかわる文章との出会い。

梅棹忠夫の「アマチュア思想家宣言」が、ぼくにあたえた衝撃はおおきかった。そのおおきさにつぐ衝撃が、鶴見俊輔の「退行計画」にはある。いきていく方角が左右されるであろうと認識できる思想に、このたび、また、であうことができたという、よろこびが、…

ナラティブによる自浄作用のために、安心し、決心がにぶってしまった昨日の今日。

今朝は、すごくぐっすり、ねていた。あけがたに、おそらく、トイレにいったのだが、それが夢のような気がするほど、意識がとんでいた。いつもは、一度、おきてしまったら、ねられないので、これは、めずらしい。たぶん、つかれているのだろう。 目ざめが、多…

不安をことばにすると決心できるが、その決心が安心をうみ、かえって、決心をにぶらせる。

昨日まで、ずいぶんと、気分が、おちこんでいたので、ことばを消費しすぎた。だけど、たくさんことばにしたおかげで、こころの奥に巣くう悪魔の正体がみえた気がしている。悪魔の正体はなんだというまえに、悪魔がいすわる部屋のとびらのまえに、悪魔のちか…

正直さについて。

先週の金曜日のお酒は、とにかく、たのしかった。ぼくから、先輩ふたりをお酒にさそって、つきあってくれた。なんてことのないことなのだが、それが、たぶん、うれしかったのだろう。ぼくの深層にある思惑をくみとってくれたような気になることができたのか…

「おもいこみ」のなかに、いきなければ、自分をたもつことができないというくるしさ。

冷静にがんがえると、インターネットに、こんな感じで、自分について、ことばをかきつらねているのは、キモい。もちろん、なかには、キモくないものもあるだろうと、多少の自信はあるが、キモいものは、キモい。われながら、そうおもう。こんな羞恥プレイみ…

河下水希の『あねどきっ』をよんで。好きって、なんだ。

河下水希の『あねどきっ』をよみおわった。全3巻。あねどきっ 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)作者: 河下水希出版社/メーカー: 集英社発売日: 2012/10/12メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る「すき」って気もちをもつことは、やっぱりたいせつなん…

自分の意思で運動することの教育的価値について。大学職員が、6.2kmを35分で、はしれるようになった経験をふまえて、かんがえる。

今日は、といっても、もう昨日なのであるが、22時まえから、ジョギングをした。6.2kmを35分で、はしることができた。1km、5分30秒ちょっとのペースである。着実に、自力をつけていることがわかって、おもしろい。 ちょっと調子がよい感じがしたので、3.1kmの…

大学職員の仕事、進学相談について。

進学相談という業務がある。相談とはいうが、大学のことや、大学進学についての質問をうけつけて、説明するだけのことである。ぼくは、この仕事をあまりきらっておらず、むしろ、たのしんでいるきらいがある。この仕事の大半は、質問に対して、説明用の資料…

教育とは、なにか。大学職員がおもうこと。

研究とか、表現活動に軸足をおいているひとと、お話をするのが、とてもたのしい。かれらは、ぼくの知的好奇心をかきたててくれるし、ぼくの知性に対するあこがれの気もちをみたしてくれるし、ぼくの表現欲求をも、うけとめてくれる。しらないことをしるよろ…

目のみえかたひとつで、意識はかわる。

きのう、メガネを新調した。まえのメガネでは、視力が0.5もないくらいだったが、あたらしいメガネは1.0に視力を調節したので、よくみえる。近視はあんまりすすんでいなかったはずだが、とにかく乱視がひどくて、よくみえていなかった。あたらしいメガネをか…

最近の自分の心身の状態について。

自分の精神状態が、よくわからない。活動意欲はめっちゃあるのに、からだがうごかない。振休がたまっているので、最近は意識的に、よくやすんでいる。過剰な労働のために、7月ころから、体調をくずしてしまい、いまもあまりよくないので、ちょうどよい。いま…

自己実現するために必要不可欠な感覚。

今朝、インターネットにある、とあるひとの日記をよんで、気づいたことがある。日記にかかれていたのは、つぎのことばである。「最近、かんがえる時間が、おおくて、自信がなくなっていたので、お話をたくさんすることができて、たのしい時間をすごせました…

天満(大阪)で、めっちゃおいしい串かつ屋さん「串忘」をみつけた話。直感を信じることのたいせつさとか。

街あるき、そんなに精力的には、やっていないけれど、ゆるくでも、つづけてきたおかげか、なんとなく嗅覚はみがかれているような気がした。その嗅覚のおかげで、天満で、おいしい串かつ屋さんを発見したのである。「串忘」という名の店である。シェアしてお…

ウソつきの変なひととして、あつかわれたことがくやしかった。

同業者と、教育について、お酒の席でしゃべったとき、「あなたのいっていることは、主観やん。おもいこみかもしれませんやん。」っていわれたことが、最近のあいだに2度ほどあって、とてもくやしかったので、もっと勉強しようと、ちょっと火がついたような…

自己責任論とか、だいっきらいだ。

「学費をはらえないんで、どうしましょう?性風俗で、はたらくしかありませんね。」などといわれて、いったいなんとこたえればいいのか。「そうですね、がんばってください」が正解なのか? 「性風俗は悪だから、やめときなさい」が正解なのか? 「ぼくはし…

今西錦司(生態学者、人類学者)が、つくってくれた出会い。

来週の金曜日は、ちょっとたのしみなのである。生物学系なのか、生態学系なのか、その辺のことは、ぼくはよくわからないけれど、たぶん年齢はぼくより4、5歳うえくらいなのに、その学問領域で、たいそう実力があるときき、また、その人間について、とても魅…

玉虫色の価値観が、居心地がよい。桂正和『ZETMAN』の読後の感想。

正義という、きわめて、あいまいな概念を問うて、結局最後は愛というわかりにくいものをもちだして、物語のパート1がおわった。『ZETMAN』は、おそろしく、玉虫色の物語だった。登場人物のすべてに対して、「べつに、すきというほどではないが、きらいではな…

人の話をきく仕事をやってみたい。人の話をきくには、情にほだされてはいけないのかもしれない。

ぼくは、どちらかというと、自分の話をきいてもらいたがりなのだけど、そんな人間だからこそなのか、他者の話をきくことができたときの感覚が不思議で、ちょっとすきになってきた。相手のことを全然同情していないときに、かえって、そのひとの話をきくこと…

いままでの意識(自分をおしころすこと)では、まともに職場の仕事をすることができなくなってきた。

自分の心身の感覚をおしころして、息をひそめて、集団に参加するということが、できなくなってきた気がする。よいのか、わるいのか、わからないが、どうも自己が肥大化してきたような感じがあるかもしれない。これまでは、いまの職場で、はたらくために、ま…