実家暮らしでも、自立できる。一人暮らしをしたから、自立できるというわけではない。

実家ぐらしは、けっして親のすねかじりなどというネガティブなものではないとおもう。日本という風土の特性をかんがえると、しっかりと親との関係をつくって、実家ぐらしできるようになることにこそ、ただしく自立することができたといえるかたちがあるとお…

はじめて、なまの魚をさわった。サンマをグリルで、やいたのである。

たぶん、はじめて、なまの魚をさわった。弾力のある感触に、いきものの感じがあって、印象的だった。いきものといったが、すでに、しんでいるのだが。 いままで、なんにもしてこなかったことを痛感するような、はずかしい話だし、単に母親が夕食のため、かっ…

他者のみならず、自分にもやさしくあることで、かえって、だれかを傷つけてしまうという矛盾。

ひとに対して、やさしくありたいのだが、そうあるためには、まずは自分に対しても、やさしくある必要がある。しかし、ここで、比較的おおきな壁に、ぶつかる。自分に対して、やさしくあるために、まっすぐに自分にむきあうと、だれかや自分を傷つけるような…

野球をはじめて半年ほどたった現在地。

2月末に、はじめたころは、30回ほどで、ヘトヘトになっていたが、5月には、とにもかくにも、一度に500回は、スイングできるようになった。 この進歩に、有頂天になっていたが、すぐさま、壁にぶちあたった。技術的なことをかんがえはじめると、100回も満足に…

こころとからだのこと。スポーツ選手のメンタリティーからの、あるいは思想家としての落合博満からの影響。

こころのことをかんがえるうえで、スポーツ選手の意識のありかたは、参考になる。メンタルトレーニングみたいなものも、ずいぶんと浸透しているので、あたりまえの話とはおもうが、実際に経験した感触として、そうおもうのである。 ぼくが、からだをうごかす…

三浦春馬の死をうけて。自殺したくなったら、とにかく、すべてなげだして、にげろ。

三浦春馬が自殺しましたが、それをうけて、責任感がつよいことは、あまりよくないことだとわかりました。 「ああ、自分は、もう死んでしまいそうだ」という信号をキャッチした瞬間に、それから、どこまでたえられるかを注視しつづける。「もう無理だ」とおも…

あいみょんと喫茶店。

コロナさわぎがはじまるまえ、休日の朝は、10時ころから、喫茶店にいっていた。モーニングセットをたべながら、本をよむという習慣ができあがりつつあった。 その喫茶店では、ラジオがながれている。とにかくよく、"あいみょん"の歌、とくに「マリーゴールド…

サッカーの安彦考真選手という人間に、感動した。

安彦選手、めっちゃかっこいい。 「やらない」っていう消極的な決断と実行をくりかえしてきたぼくとしては、胸をうたれるものがある。 「常日頃から10回素振りをするよりも1回バッターボックスに立つことが大切だと思っているんです。」 カズに憧れブラジル…

【新聞をよむ④】くらしをささえる技術者のこと。アフリカとリープフロッグ。

【朝日新聞7/20朝刊】 ○新型コロナウイルス感染者をうけいれる病院の7割をしめる公立・公的病院が、経営難におちいっている。コロナ対応の最前線をになうが、人手不足などの理由から、収益がみこめる健康診断や救急外来をけずって、対応している。このような…

人間関係のこと。親であっても、他人は他人。

「あなたとわたしは、おなじではないのに、わかりあえる」から、気もちがいいのであって、「あなたとわたしは、おなじだから、わかりあえる」ということであっては、気もちがいいものではない。後者のような人間の特徴は、「おなじ」という輪から、はずれた…

積極的にあきらめること。すなわち、一種のさとりのこと。

ひとは、身体的にも、精神的にも、余裕がなくなってくると、そのひとのもつよさが、うしなわれていくのだということが、わかってきた。最近、わりと、そういうようなことを目にすることがあるので、ふとおもった。 余裕をたもつために、やれることはいろいろ…

【新聞をよむ③】7月11日朝日新聞朝刊。「敵基地攻撃」に関して、「自衛反撃能力」などと憲法を骨抜きにしたような表現をもちいることへの疑問他。

友人から、「新聞の感想の記事やけど、すきやで」などと、いってもらえたものだから、これは、はげみになるし、たのしくつづけていけそうだ。三日坊主ではおわれない。ゆるくつみかさねていこう。 【朝日新聞7/11朝刊】 ○イージス・アショアの配備断念にいた…

【新聞をよむ②】7月8日朝日新聞朝刊。大企業ですすんでいくテレワークが、遅々として、すすまない中小事業所のこととか、イージス・アショアとか、文化人類学者のこととか。

はりきりすぎて、三日坊主で、おわりそうだ(・・;) 【朝日新聞7/8朝刊】○今日もまた、大企業のテレワーク特集がある。「テレワーク 走りながら工夫」と、見出し。在宅では、実験機器が使用できないため、あたらしい実験ができない分、過去のデータを分析した…

【新聞をよむ①】7月7日朝日新聞朝刊。山本太郎の都知事選とか、熊本の豪雨とか。

「新聞をよむ」という感じで、感想をためていこうとおもう。余談だが、よんでいる新聞は、朝日新聞だが、親がとっているもののフリーライドだ。思想は、関係ない。 いつまで、つづくかわからないけれど。 それでは、スタート\(^-^)/ 【朝日新聞7/7朝刊】○…

落合博満流で、計画的に、運動する。

きめた。今日から、10日ほど、いっさい素振りをしない。 おもいつきで、気まぐれに、そして、がむしゃらに、運動をするのをやめる。落合博満のキャンプでの練習計画を模倣してみる。これは、課題をあらいだして、計画的に実行していく訓練にもなるだろうから…

自分の人生に、あわい期待をいだかない。

人生に、あわい期待をいだくことなく、ただただ自分の欲求にだけ忠実であることにつとめて、いきてゆくことを、あらためて、いまここに、ちかう。 とはいうものの、よき理解者たちから、「あれは、かなんやつや」とおもわれない人間でいるための努力だけは、…

おじさん構文。自分の文章の基本がわかる。

ぼくのことばはこびは、「おじさん構文」だと、いいあらわしたひとがいる。とてもシンプルで、まとをいた表現だから、とてもうれしい。「おじさん」は、ぼくのアイデンティティにとって、核となるものなのだ。司馬遼太郎、梅棹忠夫、氷室京介、…、つよく影響…

バッティングの動作は、「手がさき」だ。【落合博満】

ひさしぶりに、ブログをかいた。ひさしぶりに、すこし長文をかく気になったのだ。長文といっても、600字たらずくらいとおもうけれど。しかし、最近は、Twitterで、つぶやくことすら、やっていなかったのだから、やっぱり長文だとおもう。 内容は、いつものと…

いったい、これは充実しているのか?最近の日常。

仕事がおわって、家にかえると、午後7時か8時である。そこから、夕ご飯をたべて、ひと息つくと、すでに8時半から9時である。このあいだに、本をよんだり、新聞をみたり、録画したテレビをみたりする。そして、9時をすぎたころから、運動をはじめる。だいだい…

お酒は、自分のポジティブで、ピュアなところだけ解放して、のむもんだ。氷室京介さんが、気づかせてくれた。ありがとう。

ひさしぶりに、氷室京介のライブ映像をみている。かたわらには、もちろん、ハイボールがある。 かっこいい。ため息がでる。一生、みていられるほど、奥ぶかいかっこよさがある。はあ、かっこいい。声も、顔も、しぐさも、精神性も、メロディも、なにからなに…

梅棹忠夫と司馬遼太郎のこと、そして、ぼく自身のアイデンティティのこと。

司馬遼太郎は、ぼくに司馬史観をあたえてくれた。しかし、司馬は、ぼくに、司馬史観しか、あたえてくれなかった。これは16歳から22歳のころの話である。 23歳のとき、ぼくは梅棹忠夫にであった。梅棹忠夫は、ぼくに、知がひろがっていく世界をあたえてくれた…

ソロ後期氷室京介の歌声のオススメLIVE作品

氷室京介さんの歌声にひかれて、これから、ますますのめりこんでいく段階のファンのかたは、つぎに紹介するDVDやBlu-rayを、はやめに購入してこくことをオススメします。 氷室京介さんは、クリエイティブな仕事に対しては、すごく熱心なのだけど、わりと商売…

酒癖が悪化してきているという現実。

酒癖がどんどんわるくなっているということが、すこしずつわかってきた。自分がお酒に、のまれはじめているということは、もはや目をそむけてはいけない事実のようである。最近は、酒量がふえると、みっともなく悪酔いすることが、ふえている。 その傾向をみ…

いじめがあって、学校にいくのが嫌なのだったら、積極的に不登校になればよい。道理ではないことを強要してくる同調圧力には、「にげる」という選択で、「賛成しない」ということをしめせばよい。

集団から、直接いじめられたこともあるし、ひとりに対して集団の側から直接いじめたこともあるし、集団のなかにうもれて無言でいじめに同調したこともある。そういう背景をもった人間として、いじめということについて、おもうことをつづっていく。。 朝日新…

こんな本があったらいいな。『自伝 落合博満』。

落合博満さんは、1953年うまれだから、今年で、もう67歳になる。近年であれば、この年齢であっても、英気もあって、十分に元気なひともいるのだが、落合さんは、すこしまえに、からだをくずされたこともあり、みためは、ふつうにおじいちゃんであるという印…

運動は、心身だけでなく思考をきたえる。

運動という行為は、からだだけでなく、こころの鍛練でもある。そして、最終的には、シンプルな思考を身につける基礎にもなる。なぜ、シンプルな思考につながるのかというと、きたえあげられたこころは、なやみ、まようことがなくなり、ブレにくくなり、思考…

バッティングフォームをかためるために素振りをしていて気がついたこと。目付がたいせつ?【落合博満】

素振り500回とすこし。右400回とすこし、左100回。はじめて、右手のこういうところ(どういったらいいんだ?チョップするところかな。)の皮膚がめくれたので、やめた。グリップエンドに、こすれていたみたいだ。たのしくて、集中力があがってきていたので、60…

「はたらきたくない」というより、「ストレスのたまるところには、いたくない」というのが正確な感覚で、つまり、職場での人間関係がストレスのたまるところだっていうことに、コロナ自粛を経験して、よくわかった。

はたらきたくないっていうのを、もうすこし正確にいうと、「ストレスのたまるところには、いたくない」という問題が根っこにあることがわかった。ぼくは、文字どおり「はたらきたくない」わけではない。はたらくことに、ストレスがついてまわるから、嫌なの…

人間が人間らしくあるためには、週休3日制(1日5時間、週15時間労働)になるべきだ。

ひさしぶりに、職場にいって、はたらいた。人間って、8時間も9時間も、ぶっつづけで、はたらくもんじゃないね。家にかえってきたら、ヘトヘトだ。あたまがボーッとする。たぶん、労働時間が8時間だったとしても、仕事は実質的には5時間くらいしかやるべきで…

落合博満さんに傾倒する理由。学校など集団にある不合理への抵抗。ようは、自分の納得をつらぬいて、いきている落合さんが、かっこいいんだ。

ほくは、なぜ落合博満さんに傾倒するのだろう。 そもそも、ぼくは野球がすきなのだ。 しかし、それだけでは、落合博満さんに傾倒する理由としては、ものたりない。自己理解をふかめるために、もうすこし、かんがえてみたい。 毎日、すこしずつでもよいから、…