ゆとり世代だから、おこられなれていなくって、空気がよめない?
バカげたことをいう。
このような世代間論争がプロレスとか、踊る!さんま御殿!!みたいにやっているのだったら、かまわない。
しかし、世のひとびとは、おおまじめでやっているのだから、こまる。
たとえば、ぼくの父親の世代は1960年代うまれなのだけど、このひとらすら、20代のころは、「最近のわかものは」って、ゆとり世代並にいわれていたわけで。
1960年代うまれの日本の人間は、パンクロックとかがはやっていたが、当時のおとなには、理解できなかった。
また1970年代おわりころから、悪質なイジメが、学校の教室でおこりはじめている。
もっというと、戦後うまれの人間は、たとえばヒッピーにかぶれたりもした。
つまり、「ゆとり世代」は、戦後からはじまった現象なのであって、いまにはじまったことではないのだ。
わかものは、「ゆとり世代」などといわれて、気にやむことはない。
キミのお父さんも、お母さんも、おなじ「ゆとり人間」なのだから。