飲酒後のラーメンは、そのラーメンの本来の味を錯覚させるな。飲酒後は、どんなラーメンをたべても、おいしい。
翌朝、そのラーメンがおいしかったという記憶だけがのこっているので、もう一度たべにいったら、そんなにおいしくない。
そりゃおかしいとおもって、つぎの機会に、また飲酒後にそのラーメンをたべたら、おいしい。
やっぱり自分の感覚はただしかったとおもって、数日後、さらにもう一度たべにいったら、やっぱりおいしくない。
そういえば、学生時代、徳島やったか、ゼミでいったときに、飲酒後に、ラーメンをたべて、ひとりで「うまい、うまい」といっていた。これも、やっぱり、お酒のおかげで、舌がハッピーになっていたのだろう。
つまり、お酒をのんだあとは、なにをたべてもおいしいのだ。