新入りのhide色のボールペンくん

かきやすくて、重宝していた4色ボールペンがなくなった。重宝していたわりに、筆箱にしまわず、ポイっとなげすてたりしていたので、とうとう紛失してしまった。

7年くらいつかっていたので、ちょっとショックだ。替芯もたくさんかって、ストックしていたので、もったいない。

今朝、家のちかくの文房具店にいった。文房具店にいくのは、いつぶりだろう。店にはいると、店主であろうおばちゃんが、店の奥(居間だろうか?)からでてきた。個人商店の独特の雰囲気が、おもしろかった。

おばちゃんに、「この替芯をつかえるボールペンはありますか?」ときいたが、「これはないわあ、ごめんやで」といわれた。残念だ。

しかし、ボールペンはすぐにほしかったので、ちがうタイプの3色ボールペンをかうことにした。何本か、ためしがきすると、よい感触のものが、すぐにみつかった。手にとったのは、青色の柄のボールペンだったが、他の柄がないか、さがしてみると、ピンク色の柄があったので、これにきめた。
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ピンク色といえば、hideだ。赤色もhideだが、ピンクの方がすきだ。ピンク色だというだけで、この新入りのボールペンに対して、途端に愛着がわいた。

ぼくという人間は、影響をうけやすい人間なのだと、つくづくおもった。おだてられれば、木にのぼりたくなるし、お世辞をいわれれば、その気になるし。ピンク色なんて、hideの影響をうけるまえなら、えらばなかっただろう。

しかし、この単純さは、たいせつにしたい。しばらくのあいだ、この単純さに、ノイズがはいっていて、ゆがんでいたが、最近はノイズがほとんどきえた。うれしいことには、素直にうれしがれるという単純さは、とてもよいことだとおもう。