人とつながりあうことができれば、自分ひとりではできないことも、できるようになる

自分ひとりのちからでは、どうにもならないが、人と人とが、つながりあうことができれば、できないことも、できるようになるということが、最近、皮膚感覚でわかってきた。

どうやって、人と人とがつながりあうのかというと、まずは、自分自身が他者へはたらきかけることだ。「どうしても、解決できないから、たすけてください」と、素直に、人をたよれば、手をさしのべてくれて、協力してくれる人が、やっぱりいるのだ。

これができたとき、ぼくは社会の一員になれたということも、すごく実感した。

人間はひとりで、とじこもっていちゃあ、ダメなんだ。

人にたよることができるようになって、ようやく、おとなの階段をひとつのぼるのだとおもう。