アウトサイダー

山極寿一の『父という余分なもの』をよみおわったので、つぎはこの『アウトサイダー』という本をよんでいる。刺激的でおもしろい。この2冊をつなげることができれば、社会性がかけているという自分の問題を、なんか、解決できそうな気がしている。

アウトサイダーとは、「社会秩序の内にあることをみずからの意志で拒否している者」のことをいうらしい。裏表紙に、そうかかれている。

このところ、ずっと社会とそこに参加する自分のことをかんがえている。あいかわらず、違和感があって、そこに、気もちよく、参加することはできない。

ところで、この『アウトサイダー』という本は、Amazonのオススメにでてきて、みつけることができた。山極寿一の本と、いっしょに購入した。

AmazonGoogleに、個人の志向や思想などの情報をにぎられていることは危険だとか、なんだとか、なんかきこえてくるけれど、本当にそうなのだろうか。

ぼくは、この本をオススメしてくれて、とてもラッキーだった。

ひとりひとりの人間がどこまでオリジナルなのかというと、よくわからない。蓄積された過去を土台に、いまをいきる人間があるのだとおもうので、ビッグデータだとか、なんとかで、こうしてオススメしてくれて、すこしでも、いまをいきることの、たすけになるのなら、もっと発展してほしいし、そのためなら、つつみかくさず、パーソナルなことを提供したいとおもう。

アウトサイダー (集英社文庫)

アウトサイダー (集英社文庫)