hideのピンクスパイダーみたいな人間について

おととい、居酒屋であったクリスチャンのおばちゃんへ。

ぼくは、「あなたの隣人愛にたよって、ぼくの邪悪なものを何度も頬にぶつけてみますが、うけとめてくれますか」と、あえて、ことわりづらく挑発し、あなたをとらえました。そして、あなたの信仰についてのことばを、はじめから、きこうともせず、ぼくは、ずっと、自分の実存はどこにあるのかと、そればかり、にらみつづけていました。

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あなたの信仰を否定するようなことばで、傷つけたのは憎いからではありません。ぼくには、あなたのように、実存へちかづくための信仰がなかったからです。

空のように、たかいところに、それはあり、手をのばすことでは、とどかなかったのです。

ごめんなさい。

hideの遺作、『ピンクスパイダー』より。


hide with Spread Beaver - ピンク スパイダー

 

ピンク スパイダー

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