余力をのこしながら、7kmを43分で、はしれるようになった。

今日は、約7kmを43分ではしった。びっくりするくらい調子がよくて、全然つかれなくって、最後まで、ほとんど息がみだれなかった。もうすこし、はしれそうな感じだったが、無理をして、翌日筋肉痛になるのは、嫌なので、余力をのこして、やめた。

確実に体力がついていて、これはうれしい。なによりもうれしいのは、みずからの意思で、はしっていて、それを継続していて、そして、ちからがついてきたということだ。人生で、一番うれしいかもしれない。テストで100点をとっただとか、大学に合格しただとか、初任給をもらったとか、ボーナスがなんだとか、そんなことには、ほとんどよろこびを感じなかったが、ながい距離をはしれるようになってきたことは、めちゃくちゃうれしい。

今日は調子がよかったので、はしりながら、いろいろと頭のなかに、うかんできた。しかし、うかんできたことは、野暮ったいことばかりのように、はしりおえて、ふりかえってみるとおもうので、かかずにいよう。

はしることは、とても心地よくて、やみつきになっている。心も頭も、まったくシンプル&ポジティブでいられるので、これはすごくよい。まさに、心と身体と頭が、いっしょになって、かんがえているような感覚があって、普段、頭をつかって、かんがえているのとは、ちょっとちがう感じがあって、おもしろい。こんなふうに、身体をつかいながら、心と頭でかんがえるというようなものが、いわゆる東洋的な知性なのかしらと、おもったりしている。