カフカとブルンヒルデ・ポムゼル
カフカの『城』的な、不気味な世界を、「ブルンヒルデ・ポムゼル」という人物をとおして、ながめてみると、よくわかるのではないだろうか。ふと、そんな気がした。
- 作者: フランツ・カフカ,Franz Kafka,前田敬作
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1971/05/04
- メディア: 文庫
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- 作者: ブルンヒルデ・ポムゼル,トーレ・D.ハンゼン,石田勇治,森内薫,赤坂桃子
- 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
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- メディア: 単行本
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反省と今後への意識づけとして、以下余談。背景とかをくわしくしろうとせず、あいまいにしか、知識をもとうとしないのが、ぼくの弱点だ。
話をもどす。
そういえば、たしか、カフカの小説の巻末の解説に、「カフカは、世論のナチス化が顕在化するまえの段階で、排外的で、偏狭な民族主義が、大衆のなかにうまれはじめている雰囲気をかぎとっていた」みたいなことが、かかれていた記憶がある。カフカなんて、数冊しかよんでいないので、後日、ちょっとしらべてみよう。
どうやら、「ブルンヒルデ・ポムゼル」をしることによって、「カフカがわかる」という感覚をもつことは、ごく自然なことのようだ。