キャッチボールを15年ぶりくらいに、やった。むずかしかったけれど、たのしかった。落合博満いわく「ボールをなげる動作はバットスイングにも通じる」らしい。

今日は、小学生のころからの友人と、キャッチボールをした。マスクもしていたし、ひとがほとんどいない公園だったし、よって3密ではないので、新型コロナウイルス(COVID-19)対策としては十分だろう。また、手をあらうまで、顔にふれることもなかったので、大丈夫だろう。


15年ぶりくらいに、キャッチボールをした。あいかわらず、おじぎするボールだった。なぜ、おじぎするのか理屈は、わからない。ただ、腕のちからだけで、ボールをなげる癖があったので、これが理由かとはおもう。肩と腕がいたい。


しかし、何度かは質のよいボールをなげることができた。脚をつかって体重移動を意識し、腰をまわし、からだ全体で回転するイメージで、ボールをなげたとき、わりとよい質のボールだったとおもう。ボールをリリースするときの指先の感覚も感じとることができたが、これは気もちよかった。藤川球児みたいに、指をそろえて、最後にグッとひとおしすることはできなかったが、ボールが"うまくひっかかってくれない"という負の感覚はあった。指先の感覚をむかしは感じることができなかったので、これは進歩であるとおもう。


ノックもすこしだけやった。20球くらい、ノックをうけたが、めちゃくちゃしんどかった。「右へ左へと、からだをふられ、まえへつっこみ」という運動は、たいへんハードだった。すぐに息があがった。「自分は、11kmも完走できるランナーである」と調子づいていたが、ノックをうける体力と長距離走のそれとは、全然質がちがうみたいだ。そういえば、どれだけ運動して、体力がアップしても、労働のための体力は全然向上しないのだった。あと、ノックをうけて、「ショートバウンドは、めっちゃこわい」ということをひさしぶりに体感したことが、印象的だった。からだでうけるのがいたそうで、嫌だったので、へっぴり腰で、キャッチしていた。


今後は、遠投で70mくらいまでは、なげられるようになりたい。あとは、キレのあるボールをなげれるようになりたい。今日は、30~40mをなげるので、やっとだった。あと守備もうまくなりたい。


最後に、「守備におけるボールをキャッチして、なげるという動作は、バッティングにおけるスイングという動作と通じることがある」ということが、経験的にわかった。これは、落合博満が指摘していることだ。


1時間半くらいやっていたので、けっこう、つかれた。だから、ビールがうまい。