ハーバーマスとフロムが、おもしろそうだ。【哲学・思想】

細見和之フランクフルト学派』。ふむふむ。



ハーバーマスが、おもしろそうだ。

ハーバーマスのいっていることは、ぼくのもとめているものに、ちかそうだとおもえた。確立したい社会観の、強力なものさしになりそうな気がする。世の中のひとびとは、だいたい、ヨーロッパ思想にかぶれて、自分の社会観なるものをつくっているから、東洋的なものだけでは、理解されがたくて、関係をつくりにくい。だから、ぼくもひとつヨーロッパ風味をもっておきたいとおもっていたので、ちょうどよいかもしれない。



あとは、フロム。

フロムはなんか、梅棹忠夫っぽい発想をもっているとおもえるので、興味ふかい。フロイトマルクスを統合させるこころみとか、おもしろい。歴史を人間個々人の活動からとらえるというか、ダイナミズムがあるものとして歴史を理解するような感じが、『文明の生態史観』的発想だとおもった。