こんな本があったらいいな。『自伝 落合博満』。

落合博満さんは、1953年うまれだから、今年で、もう67歳になる。近年であれば、この年齢であっても、英気もあって、十分に元気なひともいるのだが、落合さんは、すこしまえに、からだをくずされたこともあり、みためは、ふつうにおじいちゃんであるという印象さえある。


元気があるうちに、はやく、かれには自伝をかいてもらいたい。出版社のひとは、どんどん提案してもらいたい。日本経済新聞社私の履歴書だったら、ちょうどよいのではないか。とにかく、なんでもよいから、がんばって、落合さんをその気にさせてほしい。


それか、落合さんは現役時代から、節目節目に、割合たくさんの本をかかれているから、それらや新聞・雑誌の過去の記事などを基本とし、かつ、あらためて直接取材をして、評伝的に、だれかがかいてくれないだろうか。


構想としては、たとえば、つぎのようだ。
①少年時代(~中学生)
②青年時代(高校生~東芝府中入社まで)
③社会人時代(東芝府中入社~プロ野球ロッテ・オリオンズ入団まで)
プロ野球入団~三冠王時代(1986年まで)
中日ドラゴンズ時代
読売ジャイアンツ時代
日本ハムファイターズ時代~引退
⑧評論家時代
中日ドラゴンズ監督時代
⑩監督退任後
⑪これからの落合博満


あとがきか、解説みたいな感じで、落合博満評みたいなものを第三者にかいてもらってもいいとおもうが、だれがよいだろう。信子夫人とプロ野球出身のだれかがよいか。


こんな本があれば、めっちゃよみたいな。
②~③など、ざっくりとアウトラインをかくだけでも、めちゃくちゃ重厚で、すごいのだ。

大学中退後、故郷の秋田にかえり、ボーリングに熱中し、プロボーラーめざしたが、自動車の違反による罰金で、受験料をはらえなくなり、プロ試験を断念する。その後、軟式の朝野球に興じるなか、すてきれない野球へのおもいが再燃する。高校の先生のツテをたどり、東芝府中に臨時工として入社し、野球部員となる。ここから数年間、9時~17時で、はたらき、トランジスタラジオをつくりながら、勤務終了後から午後10時まで、野球の練習にあけくれる。メキメキとちからをつけていき、野球選手として頭角をあらわしはじめ、都市対抗野球に出場することになる。ちなみに、余談だが、社会人時代、長嶋茂雄引退試合を観戦するために、仕事をさぼって、後楽園球場まで、足をはこんでいる。


いっそのこと、自分でつくるかな?