布袋寅泰の新アルバム『Soul to Soul』

ひさしぶりに布袋寅泰のアルバムをかった。『COME RAIN COME SHINE』以来だ。なんかかってみたい、と直感的におもった。さっそくきいてみて、「かってよかった」と、おもえたので、自分の直感はただしかったことが、ちょっとほこらしい。
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このアルバムでは、いろんな国のシンガーがボーカルやっているが、これがきめてだ。布袋の世界性を絶対に感じられるとおもったが、そのとおりだ。世界のなかのひとつとして、日本語ポピュラーミュージックが相対化されているところに、布袋の音楽のふかみや、ひろがりを感じた。


BGM的にも、すぐれているとおもうし、いつもの布袋のとおり、おどりだしたくなる感じもあるし、音楽のたのしさが素直に感じられる、よいアルバムだとおもう。二週目だが、もっとしがめば、まだまだちがう味がするとおもう。


楽曲の感想を2つ、3つ。


イエモン吉井和哉のボーカルがかっこよい。こんなに、あまい歌声をしているのか。


「Savage Sun」という曲が、とにかくかっこよい。英語詞の曲で、ボーカルはGLIM SPANKYというユニットの松尾レミという女性だ。これもまた、めちゃくちゃかっこよい。すこしハスキーなのだけれど、ちからづよい声で、いかしてる。


コブクロ黒田俊介が、アルバムの表題曲でもある「Soul to Soul」をうたっている。ぼくはコブクロずきなので、やっぱりかっこよいとおもう。黒田俊介は、こういう歌を絶対にうたえるとおもっていたから、ファンとして、けっこうれしい。表題曲をプロデュースするなんて、布袋のコブクロへの傾倒はなんなんだろうかと、すこしおもう。


Soul to Soul(通常盤)

Soul to Soul(通常盤)

  • アーティスト:布袋寅泰
  • 発売日: 2020/11/25
  • メディア: CD