酒のみながら。ティーンエイジャーとの対話。

以下、Facebookにかいたことを、そのままコピペ。

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あるひとから、「いま、電話をしてもいいですか?」と、LINEがあった。

ぼくみたいな人間に、電話をしたがる人間など、そういないので、バレてしまうので、職務上、誰だとは、明確には、かかないでおこう。

ぼくはいま、酒をのんでいる。さわがしい居酒屋で、ビールばっかり、のんでいる。電話なんて、でれる状況じゃない。

それで、「今日のところは、文章で、がんばれないですか?」と返信したら、「わかりました」とかえってきた。

いま、たぶん、相手はがんばって、文章をかいている。つたえたいことを文章化している。

こういうタイプの人間には、ただ単に電話にでるより、とても意味のあることをしているとおもうのだけど、どうだろう。

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「いま電話をしたい」と、夜中に、クライアントから連絡があったとき、臨床心理士はどう対応しているのだろう。

「はい、いまから、電話をしてきてください」とこたえるのが、セオリーなのだろうか?

そんなわけがないとおもうけど、もし、そうなのだとしたら、ぼくはそういう仕事は無理だ。

相手から、すぐに返信、回答があるわけなんて、人間社会では、ありえないやん。

「いま、そのひとの声をききたい」とか、「いま、そのひとに、つたえたい」とか、そういう心情が、誰にもあることはわかるけど、そういうのは、文明のちからで、つまり、制度とか、機能的なところで、解決できそうな気がするけどなあ。

「いま、あなたの声がききたい」という、切実な主観をどうあつかうのかって、けっこうむずかしい問題だとおもう。

24時間、フル回転できる人間なんて、いないのだからね。