2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

不条理。この不気味な社会。

実社会で、組織のなかで、いやおうなしに管理されながら、すごしていると、カフカの小説『城』やカミュの小説『異邦人』などと、まったくおなじ不気味さを感じることがおおい。なにが不気味かって、みんなこの不気味さに気づいているのか、気づいていないの…

ついてよいウソ、ついてはいけないウソ。

「えらばれたもの」とか、「えらばれなかったもの」とか、「内と外」とか、「本音と建前」とか、そういうのを全部とりのぞきたい。とりのぞきたいものだから、自分のことをあけすけにいう。本当は、全部つつみかくさず、いってしまいたい。おおきなことから…

「人格の完成」について。普遍的な規準とhide(X JAPAN HIDE)

「人格の完成」について、かんがえたい。 ぼく自身が、人格の完成が達成されたような感じをもっているので、その変化はなんなのかをさぐりたいというところが、動機だ。あわてて補足するが、もちろん、人格の完成を達成したなどというのは、ひとつ階段をのぼ…

hide(X JAPAN HIDE)の死との距離感の"感じ"。

あとすこし酩酊したさきに、hideが首をくくった心境になるんだろうなと、なんとなくおもっている。正確にいうと、あとすこしの酩酊では不足しているけれど。rocket diveとピンクスパイダーとever freeみたいなのを表現してから*1、酩酊したとき、人間はたぶ…

「自分は自分だ」という自信をもつには~夢が挫折したさき、さらに夢みる決意がひとをつよくする~

目次 手にいれた「ゆるがないこころ」 自信が「ゆるがないこころ」をつくる そして、自由 理想や夢をえがき、やってみたら挫折し、それでもやっぱり夢を信じる決意が、ひとをつよくする 手にいれた「ゆるがないこころ」 相手に、なにをいわれても、動じなく…

ユニセックスな雰囲気を身にまといたい、hideみたいにさ。男性だけど、女性っぽい感じの髪型にしたい。

目次 男らしいとか、女らしいとか、そういう意識の壁をなくしたい 2019年1月27日 ちょっと積極的になって、ユニセックスな髪型にしたときの日記 つぎはこんな髪型にしたい 権威主義とか、性差による社会的立場のちがいを超克したい 男らしいとか、女らしいと…

ブログをかくひとの使命とは、ファンを傷つけないために、一生かきつづけることなのかもしれない。

この表題の真意については、ブログをかきはじめて、おもったわけではない。ただ、ブログをかいてみて、これは容易には、やめることはできないものだとおもった。ブログをかくことで、たったひとりでもファンができるはずだ。もしかすると、ぼくのブログにも…

職場がかわったり、環境が変化しても、ゆるくつながることができる関係性を、すきなひととはもちたい

卒業ということばがもつ、逃避的な感じはなんだろう。過去からのつながりを維持することができないよわさを、ぼくは卒業ということばから感じる。卒業には、過去をたつというニュアンスがないだろうか。卒業にかぎらず、人間の意識は、ことばや概念、制度な…

マルチタスクのむずかしさ~ひとに仕事をふりつつ、自分の仕事をおこなうことなど~

最近、後輩がはいってきたことで、仕事の立場がややかわった。いままでは、いわれたことを忠実にこなすことに集中しておればよかった。なにをやるのかは、指示があるので、指示のなかで、正確におこなうことを意識しておればよかった。だけど、いまは、やや…

ねるというよろこびをもとめて

おはようございます。「明日、いつもより一時間おそくに、職場にいけるので、その分、睡眠時間がふえる。」とおもっていて、なぜ、就寝時刻をいつもより一時間うしろにずらすのだろう。結局、おんなじ時間しか、睡眠時間を確保できない。たくさんねたいはず…

退職してヨーロッパへゆく後輩。うつくしく、そして、たくましい精神に、こころをうたれた。

職場の他部署の後輩がヨーロッパへゆく。ワーキングホリデーを利用した留学だという。この春で、退職して、つぎの仕事につくまでに、やりのこすことのないように、やりたいことをやるのだそうだ。5歳も、6歳もはなれた女性なのだが、かっこいい。尊敬して…

相手に自信をあたえる期待と相手の主体性をうばう期待

自分に対して、期待をよせてくれるひとがいたとき、それは、すごく自信につながるということがわかった。「そのひとは、ぼくのことをみとめてくれていて、期待をよせてくれている。」その事実が、ぼくが、自分を信じることを可能にした。これが自信であるの…

国語教師の詩的感覚の欠落について

音読とか、朗読とか、そういうことをすると、途中で舌がまわらなくなって、かむ。これはよくありがちなことだとおもう。しかし、カラオケで歌をうたうときは、ほとんどのひとぎかまない。このちがいはなんだろう。ぼくなりの解釈では、音読とか、朗読をする…

勇気について~ひとにたよる勇気、自他に身をひらく勇気~

目次 ひとにたよる勇気 他者に対して、身をひらく勇気 自分に対して、身をひらく勇気 ひとにたよる勇気 ひとにたよるのは、勇気のいることだ。 ひとに弱音をはくことは、実は勇気がいる。 他者に対して、身をひらく勇気 信頼しているひとに、「ぼくは、やっ…

退学する勇気をもて。学校やほとんどの教師は、きみのこころの声をくみとってはくれない。

アメトーークは、比較的すきなテレビ番組なので、毎回録画予約して、休日になると、みています。ちょっとまえの回に、「高校中退芸人」というテーマがありました。こういってはなんですが、「高校を中退したこと」について、あかるくはなす芸人さんには、あ…

哲学者との食事~身ぢかに哲学のあることのよさ~

職場の、ほとんど唯一といってよいほどの利益は、研究者と会話をすることができることだ。最近は、ある哲学者と昼食をいっしょにとることがおおい。その哲学者は、ことばえらびのたくみさだけでなく、対面する他者との距離感をはかりながら、コミュニケーシ…

行動にともなう自分の変化。ある種の代償か?

行動すると、ひとは変化する。これはまちがいなくおこる。その変化は、ある意味、行動の代償ともいえるかもしれない。よくもわるくも、その行動の内容が、自分のありかたを変化させる。行動するときには、これはやっぱり覚悟する必要だあるとおもう。しかし…

夢をかなえるTO DOリスト

目次 夢 第1のTO DO 第2のTO DO 第3のTO DO 第4のTO DO 信念 夢 私塾をつくるのが夢だ。緒方洪庵とか、吉田松陰がモデル。司馬遼太郎をテキストにしている。 ぼくは教育の現場で指導者でありたい。事務職員で、おわりたくはない。ここで、夢と原動力の種…

「とりあえず、すぐ行動」のたいせつさをぼくなりにつたえたい。

目次 ほんとうはこんなことやめてしまいたい。 やらざるをえないから、やっている。 行動するから、ひとはかわる。 行動できないひとへ じゃあ、なにをやればいいのか? ほんとうはこんなことやめてしまいたい。 ほんとうはこんなことやめてしまいたい。 だ…

卒業ぎらい。卒業しないといういきかた。

目次 終止符をうたず、夢や希望をのこす「くぎり」 市場での人間関係~関係を継続するむずかしさ~ ゆるくつながりをもちつづけるという意識のもちかた 終止符をうたず、夢や希望をのこす「くぎり」 なんなのですか。やはり3月は、わかれの季節ですか。どこ…

hideとか、布袋寅泰とか、ソロでうれたギタリストの声には個性的な特徴がある。

サンプル数が、めっちゃすくなくって、アレなのだけど。 バンドのギタリスト出身で、ソロでもうれたミュージシャンって、コーラスがけっこう特徴的じゃないですか? BOΦWYの布袋寅泰、X JAPANのHIDEのふたりは、それにあてはまるなあって、おもいました。 BO…

日本にうまれそだった人間のこころの問題について。

ものの本をよんでいるかぎり、ヨーロッパ人、アメリカ人の自分さがしは、中心にむかってやってこそ、うまくいくという手法を採用すべきなのは理解できる。「わたしって、なんだろう?」というのは、自己という中心を想定して、そこになにごとがあるのかをさ…

卒業したくない。イチローだって、卒業していないやん。

卒業というのが、あまりすきじゃない。「くぎり」をつけることはよいのだけど、卒業ということばには、「くぎり」以上に、「終止符をうつ」くらいの先鋭な感じがあるから、すきじゃない。なぜおわる必要があるのだろうか。ぼくはここには、戦後からつづく、…

ブログ育成記録17~記事がよくよまれるには、どうしたらよいのか?~

いったいどういう記事がよくよまれているのかなあと、ぼんやりとかんがえながら、自分の記事をよみかえしてみた。 目次 よくよまれている記事の傾向 あんまりよまれていない記事の傾向(ほんとうはよんでほしい記事) よまれるためには、市場を理解して、ニー…

梅棹忠夫の日本語文章をGoogle翻訳で、英語に翻訳してみえたこと

梅棹忠夫の日本語文章は特徴的で、とてもおもしろいので、ちょっと検証してみた。 目次 梅棹忠夫の日本語文章の特徴とは 梅棹忠夫の日本語文章がどれだけベーシックなのかの検証 いざGoogle翻訳 Google翻訳の結果 再度いざGoogle翻訳 Google翻訳の結果 Googl…

すきなことをしていきるということ~個人のありかたをかんがえる~

「すきなことをすきという」 「すきなことをすきとやる」人生はたぶんそこから出発する。ひとがいきるところは、「わたし」ありきではじまる。しかし、「すき」というひとことから、「わたし」がひろがりはじめたとき、となりのだれかの「わたし」とぶつかる…

理想的な休日~喫茶店という空間~

喫茶店で、モーニング。そして、読書。それから、空想。ことばにしたいなにごとかがわきでてくる。そういうひらめきの源泉が、喫茶店にはある。母子できていたり、家族づれだったり、カップルだったり。店内は雑然としている。雑然としているが、そこには秩…

ブログ育成記録16~ブログと自己の関係。ブログのおかげで、あたりまえをうたがえる自信がついた。~

ブログをはじめてよかったです。 ことばはわるいけれど、職場のうっとうしい上司の、ほとんど恫喝まがいの態度に、いらだたなくなっていました。 いつもなら、お腹の奥から、胸の奥から、じわじわも、あついものがふきでてきて、、やり場のないいきどおりで…

カテドラルのある風景と記憶

今朝の朝日新聞は、「空海に魅了されたロシア人僧侶」という記事と、ルーツが潜伏キリシタンにあるという長崎県産の「ゆうこう」という柑橘類についての記事が、おもしろかった。最近、新聞をよむ習慣ができた。ふつうに新聞はおもしろい。哲学者鷲田清一の…

経済的にくるしい女性学生とぼくとのかかわりあい。

経済的にくるしい学生の修学指導を、ひとりだけだが担当している。21歳の女性学生だ。学費の納付がなかなか困難で、期日までにやや不足している状況だときいた。ぼくは「大丈夫なのか?」ときいた。 どう配慮すればいいのか、もはやわからない。彼女は「ギリ…