hide(X JAPAN HIDE)の死との距離感の"感じ"。

あとすこし酩酊したさきに、hideが首をくくった心境になるんだろうなと、なんとなくおもっている。

正確にいうと、あとすこしの酩酊では不足しているけれど。

rocket diveとピンクスパイダーとever freeみたいなのを表現してから*1、酩酊したとき、人間はたぶん容易に死を選択してみることができるのだろうな、という気がしている。

だって、それを理解したとおもえるだけでも、あと一杯酒をのめば、いきおいで、首をくくってしまいそうだもの。くくったひもを、ほどけなければ、死にますなあ。

ふつうに、その辺に死はころがっている気がする。

死には尊厳なんていう、おもさも、なにもなく、「あっ」というまに、おとずれるような、かるさがあるようにおもう。

いま、あと、2、3杯、ビールをのめば、ビルからとびおりれそうだもの。

自殺願望とはちがう。
それとはまたちがう死の感覚だとおもう。

*1:hideは前作である「ROCKET DIVE」から今回の「ピンク スパイダー」次回作の「ever free」に渡るまでの一連の楽曲を3部作の繋がった楽曲として制作しており、「ROCKET DIVE」には「若いうちは失敗を恐れずにどんどん世界へ飛び出して行こう」というメッセージが込められており、「ピンク スパイダー」には「でも飛び出した世の中はそんなに甘くはない」という「失敗と挫折」を歌った曲であり、「ever free」には「それでも人生は何度だってやり直せる、可能性を信じて生きて行こう」というメッセージが込められた楽曲であると生前語っていた。 ピンク スパイダー - Wikipedia