バットの素振りを500回できるようになった野球素人の素朴な感想。なぜプロ選手にもなって、一流をまねして、まなぶ姿勢がないのだろう?【落合博満】

落合博満野村克也掛布雅之松井秀喜金本知憲


ぼくがいま、しっている大打者をあげただけだが、かれらは、みんな素振りを重視している。「バッティングの基礎は、素振りでつくる」と。


落合博満野村克也金本知憲は、現在の選手に対して、「なぜ素振りをしないんだ?」と疑問をなげかけている。


「マシン打撃で、パーンとうつのは、気持ちがよいが、あれでやった気になっているだけなのではないの?」と、たしか金本さんはいっていたし、「野球選手は、やっぱりボールをつかう練習をしたい。だって、たのしいから。素振りみたいな地味な練習が、一番たのしくない。」と落合さんはいっていた。


偉大な選手がいっていて、かつ、実際にやってみると、それなりに理にかなっているとおもえることを、なぜやらないんだろうと、率直におもう。一流をまねすることが、まなぶことの王道だとおもうけれど。


特に、阪神タイガースの選手には、毎日素振りを1000回くらいやってもらいたい。ぼくでも毎日500回できるのだから、1000回くらいやらないと、3割バッターやホームラン30~40本をうつバッターには、なれないとおもう。