【チャンスをのがさない】コミュニティなど、「場」がうまれはじめる瞬間。

毎日、昼ごはんは、大学の食堂で、たべている。最近、といっても、ここ2週間くらいのあいだに、この昼の時間に、ちょっとした変化がおきている。「お手製の食事の場」が、できつつある気がするのである。

食堂にいくと、よくしっている学生が数名いる。かれらは、友だちづれで、丸テーブルをかこんで、昼ごはんをたべている。ぼくは、かれらといると、居心地がよいので、あいだにはいって、まぜてもらう。それで、ぼくは、この時間に、かれらと、ワイワイガヤガヤ、いろんなことをはなして、たのしい昼食の時間をすごすのである。

これが、かたちをかえて、数度つづいている。あるときは、ぼくが丸テーブルを利用し、ひとりで、昼ごはんをたべていると、あとから、学生たちがきて、「いっしょに、ご飯をたべていいですか?」といって、同席する。今日などは、「あっ、やっぱりいましたか笑」と学生にいじられたのを、「いやいや、まってたんやで笑」と、やりかえすといった調子である。

こういうことがあると、わるい気はしないので、調子づいてきて、たのしくなってくる。しらないあいだに、やたらと、にぎやかな食事の場に、なっているのである。あるいは、にぎやかなのは、ぼくだけかもしれないが。

とにかく、なんかしらんが、学生とのあいだに、「食事の場」が、自然発生的に、できあがりつつあるのである。今日、「あした、あさっては、出張だから、いないけど、基本的に、ここで、この時間に、たべているから、大学にきていて、気がむいたら、ここにおいで。たのしいから、まってます。」などと、無意識的に、自分の口から、でてきていることに、気がついたとき、うえのような場が、うまれつつあることに、ハッと、おもいいたったのである。

このチャンスをのがさずに、「おもろい食事の場」を大学のなかに、私設で、つくってやろうとおもう。