ミニ・ゲッベルス。ポピュリズムが蔓延する、きわどい時代。

ゲッベルスは初期のポピュリストのひとりだ。

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ゲッベルスを駆り立てたのは政治的な考えではなく、非常に強い虚栄心から権力を欲しただけだった。彼もそれを自覚していたことがセリフからもわかる。彼は天才的に、どうすれば人心やメディアを操り、どうやって映画を活用できるか知っていた。彼の演説は恐ろしい。それが欧州で今また登場している。声の大きい人が強い権力を持つ。それだけだ。

「声の大きい人が強い権力を持つ。」
これをしたたかに、つかっているひとは、世のなかをみまわすと、おおい。ぼくがつとめる大学にもいる。だれとはいわないが。

<ミニ・ゲッベルスは世界中、至るところにいる>

大衆を煽動するミニ・ゲッベルスはたしかに、存在する。ミニ・ゲッベルスは、無知な大衆をうむために、あの手この手で、情報を遮断しようとする。企業等がおこなっている「長時間労働」も、それのひとつである。ミニ・ゲッベルスは、ぼくがつとめる大学にもいる。だれとはいわないが。

 

そして、これが重要だとおもうが、ミニ・ゲッベルスに追従する、ミニ・ポムゼルがいる。自分の経済的安定だけをおいもとめる、無関心な人間のことだ。そういう人間が、企業等でも、役職をもって、一定の声のおおきさをもっている。ミニ・ポムゼルは、ぼくがつとめる大学にもいる。だれとはいわないが。

最後に、ぼくが自己実現のために、おこなっているブログやFacebookへの投稿も、ミニ・ゲッベルス、ミニ・ポムゼルになりうる危険性があるのだとおもっている。

どうやら、たいへんきわどい時代を、ぼくはいきているみたいだ。