さ行

自殺をかんがえることについて。カミュからの影響。

「自殺というこの動作は、偉大な作品と同じく、心情の沈黙のなかで準備される。当人自身もそれを知らない。」、「熟考のすえ自殺をするということはまずほとんどない。なにが発作的行為を触発したのか、それを確かめることはほとんどつねにできない。」とい…

人生をゆたかにする未来の再会にむけたわかれ~セラピストとの物語~

仲よくしていたマッサージのセラピストが引退される。なぜ引退されるのか、すべてきいたけれど、野暮なので、すべてはかかない。彼女はこの店のオーナーで、繁盛していたが、それ以上にたいせつなことをみつけたということである。つまり、愛するひととであ…

「自分は自分だ」という自信をもつには~夢が挫折したさき、さらに夢みる決意がひとをつよくする~

目次 手にいれた「ゆるがないこころ」 自信が「ゆるがないこころ」をつくる そして、自由 理想や夢をえがき、やってみたら挫折し、それでもやっぱり夢を信じる決意が、ひとをつよくする 手にいれた「ゆるがないこころ」 相手に、なにをいわれても、動じなく…

卒業ぎらい。卒業しないといういきかた。

目次 終止符をうたず、夢や希望をのこす「くぎり」 市場での人間関係~関係を継続するむずかしさ~ ゆるくつながりをもちつづけるという意識のもちかた 終止符をうたず、夢や希望をのこす「くぎり」 なんなのですか。やはり3月は、わかれの季節ですか。どこ…

すきなことをしていきるということ~個人のありかたをかんがえる~

「すきなことをすきという」 「すきなことをすきとやる」人生はたぶんそこから出発する。ひとがいきるところは、「わたし」ありきではじまる。しかし、「すき」というひとことから、「わたし」がひろがりはじめたとき、となりのだれかの「わたし」とぶつかる…

自分の人生という物語を、「いま」刻一刻とつむいでいくといういきかた

自分の人生をひとつの物語としてとらえて、ストーリーを刻一刻とつむいでいくという、いきかたがある。ストーリーをつむいでいくというのは、つまり、自分の過去を解釈し、意味づけて、そして、現在のありかたを認識し、未来を想像するということだろうか。…

就活に失敗してから、河合隼雄を手にとった。ぼくのコンプレックスの正体。鍵は孤独とむきあうことにあった。愛することって…。

あけずにいられたら、しあわせだっただろうか。しかし、あけてしまった扉は、もうしめることはできない。一度みた世界は、わすれることはできない。河合隼雄の『無意識の構造』と『コンプレックス』をよんでから、もう就活とか、生計をたてるとか、そんなこ…

自殺についておもうこと。死と美意識あるいは美学。

自殺をするひとは、美意識がたかい人間、もしくは美学をもっている人間なのだと、ちょっとおもった。つらく、過酷な人生に絶望し、その絶望のさきに、キラリとひかる一筋の光明が、つまり自殺なのだとおもう。死とは、まず、創造的だ。 自然死、老衰、病死、…

「新型出生前診断(NIPT)」についておもうこと~中絶を選択するおもさについて、など~

「新型出生前診断(NIPT)」の条件が緩和されるという記事が、2019年3月3日の朝日新聞朝刊の一面にあった。記事は二面にもつづく。目的 -記事の要約- -これについて、ぼくのおもうこと- -記事の要約- 「新型出生前診断(NIPT)」とは、胎児にダウン症などがある…

友だちとお酒をのむと、肩こりとか、からだの疲労感が解消される理屈

おおきな声で、すき勝手なことばを放言すると、これでけっこう疲労感はふっとぶ。これには根拠がある。人間は普段、声のおおきさを調節しながら、また、発言する内容に気をくばりながら、声をだしている。職場とか、家庭とか、そういう外の世界での感じをお…

自分の人生ではまった音楽。コブクロ、絢香、BOOWY、布袋寅泰、氷室京介、hide、BABYMETAL

ぼくの人生で、はまった音楽ってなんだろう。時系列的に列挙してみる。 はまったというのは、アルバム1枚をとおしで復数回きいたことがあると、とりあえず定義しておこうとおもう。①コブクロ 15歳~21歳くらいのあいだに、どっぷりとはまった。毎日きいてい…