は行

hide(X JAPAN HIDE)とニーチェからかんがえる「破壊衝動とその表現方法」について

この記事のあと、もうひとつ、他者の価値観を否定して、破壊したいという衝動にかられた文章を投下する。ぼくは、自分のなかにある、この衝動を、正直、もてあましている。ぼく自身の価値基準をみとめるために、そして、まもるために、ぼくの価値基準をみと…

はてなブロガーさんたちから、全然よまれていないこのブログ…。

このブログの読者層って、いったい誰なのだろう。ここ最近のながれをみていると、じわじわとアクセス数はふえてきているのだけれど、はてなブロガーさんたちから、全然、よまれていないのだ。 スターも全然つかなくなってきたし。これは、ゆゆしき問題かもし…

ひとを愛すること。それを言語化すること。

これまで、いかりとか、かなしさとか、不愉快さとか、うれしさとか、そういうフレッシュな気もちをのがさずに、いきおいで、とにかく、なんでもかでも、ことばにしてきた。感情のうごきをとらえて、「なんでもよいから、ことばにしなくっちゃいけない」とい…

ブログをコンテンツとして、そだてるときに意識すること

ブログをそだてるときに、意識すべきことは、ミュージシャンの音楽製作から、類推すると、わかりやすいかもしれない。氷室京介は、「おれのシングル曲は、名刺がわり」だといっている。氷室京介の曲の特徴は、ポップさをかねそなえた骨太のロックなのだが、…

病気であることをつきつけられたときに感じる孤独

二十歳くらいのときに、紫斑病になった。結果的に、紫斑病だったのだけど、はじめに町医者にみてもらったときに、「ないとはおもうけど、白血病だったらたいへんなので、血液検査をしておきましょう」といわれた。あとから、おもうと、いたずらに、不安をあ…

不安になるこころとのつきあい方~頭のなかの双子との対話など~

「たちどまらずに、あるきながら、かんがえて、きめよう」とおもうから、がんばって、はたらきながら、やりたいことをやっている。 だけど、それをがんばるほどに、「はたらきながら」ということと「やりたいこと」が、ますますはなれていくようで、自由でな…

人とつながりあうことができれば、自分ひとりではできないことも、できるようになる

自分ひとりのちからでは、どうにもならないが、人と人とが、つながりあうことができれば、できないことも、できるようになるということが、最近、皮膚感覚でわかってきた。どうやって、人と人とがつながりあうのかというと、まずは、自分自身が他者へはたら…

『べしゃり暮らし』のドラマのヒットをみこして投資すべきか?

『べしゃり暮らし』のドラマがもうすぐはじまるんやね。 www.tv-asahi.co.jp 休載がつづいたりしていたから、原作を最後までよんでいないけれど、おもしろかったので、ドラマ化はうなづける。ルーキーズみたいに、またヒットするのかな。 原作の質的には、ヒ…

病気と人生と社会とのかかわりあい(副鼻腔炎が再発した)

副鼻腔炎が再発した。ひどくなりかかっているので、2ヶ月、薬を服用することになった。「これをやれば、一発で解決する」などという魔法は、この世のなかには、ないのだ。そのようなあたりまえのことが、なかなかわからなかったが、なんとなく、今日、わかっ…

箱庭療法の現場②(臨床心理の奥深さ)

箱庭療法の現場をみて、そして、臨床心理士と話をしてみて、「これはたしかによい」と、直観というほどたいそれたものではないくらい、素朴な感覚で、そのようにおもえた。しかしながら、いま、ぼくが対応している学生ような人間は、そのように、感じること…

箱庭療法の現場

今日は、はじめて、箱庭療法の現場をみた。箱庭療法をおこなう部屋では、4面ある壁のうちの2面に、オモチャや人形などが、ぎっしりとならべられた棚があった。部屋の奥には、枯山水のように、砂がしきつめられた箱があった。たぶん、あれが箱庭だ。そして…

80点でいい。100点はいらない。20点だけ、あそびのあるゆたかさ

論じるより、たれながす方がおもしろい。性分にあっている。論じると100点をださないと、意味は通じない。たとえ1点でもおとすと、そこからほころびがでてきて、まちがって、つたわってしまう。しかし、たれながすのなら、80点くらいでも、なんとなく通じる…

母と子のつながりをきった先にある関係

おもしろい変化がある。なんか母親のことが、すきになった。なんかすごくちかく感じるようになった。母親という人間のことをすきになった。どうもこれはマザコンなどといわれるような感じのものではない。母と子というつながりが、バッサリときれた感じがし…

ひととの距離感は一言でガラリとかわる

これまでの自分だったら、「このひとには、つたわらない」とおもったら、「ピシャッとこころをとざす」か、「むきになって、議論して、わからせてやろう」となっていました。だけど、今日はそうじゃなくて、「このひとの物の見方、考え方はこうなんだ」って…

BOOWYという普遍的な青春~氷室京介と布袋寅泰の青春観についての空想~

最近、BOØWYが、さわがしい。(以下、変換がわずらわしいので、BOOWYと表記する) From June 11th (Tue.) to June 17th (Mon.),60 second commercials of BOØWY "LAST GIGS -THE ORIGINAL-"(6/12 on sale), that on-air at 47 minutes past every hour from 7a…

ひとの話をききつづけるむずかしさと家族の役目について

ひとの話をききつづけるのは、すごく精神力を必要とすることらしい。河合隼雄は、そういっている。もっともすばらしいカウンセラーは、ただじっと、相手の話をききつづける人間だという。どれだけ訓練をつんできたカウンセラーであっても、ただじっとして、…

文章をかく技術~気もちと論理のバランス~

おもったことや気もちのながれを、ある程度の論理のながれにのせて、文章にすることはできる。これについては、けっこう得意な方だともおもっているし、やっていて、たのしい。泥酔していながら、ある程度意味の通じる文章をかけるというのは、けっこうすご…

Facebookに自伝をかく意義

いつもよくしてくれている先生から、顎関節症などの治療をこえて、「○○くんは、文章をかく方がよい。」と発破をかけられたことに、背中をおされて、こうして自分のことを文章にするようになった。まずはFacebookに、自分のことをかくようになってから、2ヶ月…

はたらきたくない。だって、どうせ誰の仕事も無意味なのだから。

はたらくことって、いったいなんなのか、そろそろわかりたい。むかしから、30歳はひとつの基準にしていた。30歳までに、なにかひとつみつけたいと、おもっていたけれど、どうにもならなそうだ。もうまもなく30歳になってしまう。時間がない。むかし、毎日な…

hideさんへ。2018年5月2日、hideさんとの20年後の出会いのこと。。

hideさん、こんにちは。あなたにであって、もうじき1年がたちます。ぼくはあなたが旅だってから20年後に、あなたのことをしりました。正確にいうと、もうすこしまえに、あなたのことをしってはいましたが、あなたの存在を、意味として、ハッキリと、しった…

本とか音楽は、ほんとうにチャレンジするために背中をおしてくれるのかな?

背中をおして、チャレンジのきっかけをあたえるような本とか、音楽とかが、本当に存在するのだろうか。ちょっと疑問だ。あるひとは、座右の書だとか、なんだとかいって、「この本をよんでチャレンジしました」などという。たとえば、孫正義などは、司馬遼太…

荒木"REM"正彦のhideとの自伝の書評2。hideは、ぼくにとってのロールモデル。

『Pink cloudy sky―俺とhideの横須賀ロック・ストーリー!』(荒木"REM"正彦著)の書評のつづき。 Pink cloudy sky―俺とHideの横須賀ロック・ストーリー! (バウハウスムック) 作者: 荒木 REM 正彦 出版社/メーカー: メディア・クライス 発売日: 1999/12 メディ…

荒木"REM"正彦のhideとの自伝の書評。誰かのことをかたるときに注意すべきこと。

ひとがひとをかたるとき、「客観性をどうたもつか」という問題が、どうしてもでてくるようにおもう。気をぬくと、主観的になりすぎてしまい、「事実」としての彼(彼女)から、かけはなれてしまい、ともすれば、誹謗中傷になりかねないような人物像をえがいて…

hide(松本秀人)の研究をはじめようとおもう。

hideの研究をはじめようとおもう。この1年、毎日ずっとhideのことをかんがえてきたので、本気でやってみたくなってきた。hideという人間を理解することは、21世紀を、あるいは令和という時代をいきる人間におおきな意味をもつとおもう。ちなみに、ぼくはhid…

不気味な、この高度化された文明社会

文明が高度化していくほど、不条理がふかくなるのだと、そう理解している。なんか、ぼくの感じている不条理は、カミュのそれより、ストライクゾーンがひろい気がする。意識と無意識を統合する訓練をしているなかで、最近、それが一段階すすんだと実感してい…

ブロガーっていったいどういう人間?ぼくもすでにブロガーなのだろう。

ブロガーって、なんなのだろう。ふと、おもってしまった。ぼくもたぶん、すでにブロガーの一員だ。 はじめて2ヶ月くらいたって、記事数も130くらいあって、読者登録数が95ある。なにか記事をかけば、数名はかならずスターをつけてくれる。この事実だけで、…

「ムカつく」ということばを相手をムカつかせずに発するには?

おはようございます。今朝はなんだか、無性にムカつく。ムカつくというものも、たぶん死生のことに関係しているとおもう。だけど、「ムカつく、ムカつく」と、まわりにことばにするのは、きく方にとっては、うざったいものだとおもう。ぼくがそうだ。他人の…

ブログ育成記録18~ブログ開始2ヶ月たらずで、読書数95名を達成の「意味」~

ブログ初心者のかたには、読者数の意味するところについて、参考になるとおもいます。 そんなにながくない文章なので、ご一読ください! ついに、読書数が95名になった。 これは、はてなブログ規準でいうと、セミプロに位置するらしい。 規準については、以…

文章をたくさん書くために必要なことは、なによりもまず「かきたいこと」があるということ。表現技法はそのつぎだ。

自分の志向する文章表現ってなんだろうって、ながくかんがえてきた。目次 まったく文章がかけなかった過去 ぼくの文章訓練 「かくこと」があるということが、一番たいせつ 自分の志向する文章表現 エッセイ 小説あるいは物語 今後も、とにかくいろいろかいて…

不条理。この不気味な社会。

実社会で、組織のなかで、いやおうなしに管理されながら、すごしていると、カフカの小説『城』やカミュの小説『異邦人』などと、まったくおなじ不気味さを感じることがおおい。なにが不気味かって、みんなこの不気味さに気づいているのか、気づいていないの…