読書ノート
【朝日新聞7/20朝刊】 ○新型コロナウイルス感染者をうけいれる病院の7割をしめる公立・公的病院が、経営難におちいっている。コロナ対応の最前線をになうが、人手不足などの理由から、収益がみこめる健康診断や救急外来をけずって、対応している。このような…
友人から、「新聞の感想の記事やけど、すきやで」などと、いってもらえたものだから、これは、はげみになるし、たのしくつづけていけそうだ。三日坊主ではおわれない。ゆるくつみかさねていこう。 【朝日新聞7/11朝刊】 ○イージス・アショアの配備断念にいた…
はりきりすぎて、三日坊主で、おわりそうだ(・・;) 【朝日新聞7/8朝刊】○今日もまた、大企業のテレワーク特集がある。「テレワーク 走りながら工夫」と、見出し。在宅では、実験機器が使用できないため、あたらしい実験ができない分、過去のデータを分析した…
「新聞をよむ」という感じで、感想をためていこうとおもう。余談だが、よんでいる新聞は、朝日新聞だが、親がとっているもののフリーライドだ。思想は、関係ない。 いつまで、つづくかわからないけれど。 それでは、スタート\(^-^)/ 【朝日新聞7/7朝刊】○…
何気なく、手にとって、よみはじめた『街道をゆく43 濃尾参州記』は、司馬遼太郎の遺作のひとつだった。 はじめの方は、ぼんやりとよんでいたが、よみすすめるうちに、たのしくなってきて、しだいに、本にかきこむメモがおおくなっていった。名古屋のあたり…
河合隼雄の『大人の友情』という本をよみおわった。やっぱり河合隼雄って、よい。おもしろかった。 友情というものは、シンプルには、かたることができないものだということが、よくわかった。無意識からの影響をうけるし、たったひとことのことばによって崩…
細見和之『フランクフルト学派』。ふむふむ。フランクフルト学派 -ホルクハイマー、アドルノから21世紀の「批判理論」へ (中公新書)作者:細見 和之発売日: 2014/10/24メディア: 新書 ハーバーマスが、おもしろそうだ。ハーバーマスのいっていることは、ぼく…
あたらしいものより、ふるいものに、ひかれることがおおい人間なので、本は、古本で、ことたりることがおおい。本当のところは、新品の本をほしくもあるが、お金がかかるので、まあ、古本ですませているという方が、正直な気もちに、ちかいともいえる。 本の…
人間には、ボーッとして、なにもかんがえずにいる時間が必要だ。ひとりで、酒をのむ時間が、ぼくには必要なのだ。たまにいく居酒屋で、ほんとうにひとりで、酒をのんでいる。まわりに、だれも客がいない。きずしだけでは、ものたりなくて、牛肉のたたきを追…
「すきなこと」とか、「やりたいこと」って、わかりにくい。そもそも、すきなことも、やりたいことも、あまりない。もちろん、局面々々では、すきも、やりたいもあるけど、そういう感情のエネルギーは、ながく持続しないので、すぐに、さめる。継続している…
おもいこみでも、妄想でもなく、今日は、司馬遼太郎と山村雄一といっしょに、お酒をのんでいる。頭のなかが、10歳代のころのように、やわらかくなっていることを感じるほど、ここちのよい、お酒である。友だちとか、職場の同僚とか、串かつ屋さんやラーメン…
自分自身が、社会のどこにいて、どこにむかっているのか、いまもむかしも、全然わからない。ぼく以外のおおくのひとは、社会という秩序のなかにいて、その秩序にしたがって、あゆみをつづけているようにみえるけれど、実際のところは、どうなのだろう。ぼく…
納得することって、つまり、「ことばをすてることなのではないか?」と、ふとおもった。ふとおもった瞬間、これはたしかなことだと、そんな気がしてきたので、あえて、ことばにしてみよう。納得は、ことばによる理解ではうまれない。その理由として、「こと…
「何km、何分」と、分別しながら、まえへ、まえへとはしっている。が、きざまれる時間などはない、無限の時間のなかで、その場から一歩もすすむことなく、とどまりつづけているような感覚が、ジョギングをしていて、たまに、うまれてくる。こういうとき、「…
午後から神戸で研修なので、梅田の喫茶店で、ちょっと時間をつぶしている。名前をひかえるのをわすれてしまった。マクドナルドのとなりにある、純喫茶風のお店である。 朝昼兼用の食事。オムレツサンドである。サンドイッチをくわえようとすると、たまごが、…
今日は、夜の8時すぎまで、はたらいて、帰宅後は、阪神タイガースのユニフォームをきる鳥谷選手の最後の勇姿をみながら、夕食をたべた。「ここで引退して、将来の幹部候補として、がんばってくれ」という球団からのさそいをことわって、「野球選手として、納…
今朝の朝日新聞の朝刊で、8050問題がとりあげられていた。wikiしらべでは、「2010年代以降の日本に発生している長期化した引きこもりに関する社会問題である。」とある。小学生のころから40年もひきこもっていた50歳代の男性が、80歳まえの母親が自宅で死去…
梅棹忠夫の「アマチュア思想家宣言」が、ぼくにあたえた衝撃はおおきかった。そのおおきさにつぐ衝撃が、鶴見俊輔の「退行計画」にはある。いきていく方角が左右されるであろうと認識できる思想に、このたび、また、であうことができたという、よろこびが、…
河下水希の『あねどきっ』をよみおわった。全3巻。あねどきっ 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)作者: 河下水希出版社/メーカー: 集英社発売日: 2012/10/12メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る「すき」って気もちをもつことは、やっぱりたいせつなん…
正義という、きわめて、あいまいな概念を問うて、結局最後は愛というわかりにくいものをもちだして、物語のパート1がおわった。『ZETMAN』は、おそろしく、玉虫色の物語だった。登場人物のすべてに対して、「べつに、すきというほどではないが、きらいではな…
いまの大学という職場で、手にいれたもので、最大のものは、「"哲学"というものへの、したしみ」だとおもう。これをおそわったのは、ひとつか、ふたつ、歳上の先輩だ。そのひとは、まったく「呼吸をするように、哲学をするひと」なのだが、ぼくのような「適…
この記事のあと、もうひとつ、他者の価値観を否定して、破壊したいという衝動にかられた文章を投下する。ぼくは、自分のなかにある、この衝動を、正直、もてあましている。ぼく自身の価値基準をみとめるために、そして、まもるために、ぼくの価値基準をみと…
「人生をゆきあたりばったりに受け入れる代りに、いかに生きるべきかに関心を抱く人間は、それだけで、おのずから、『アウトサイダー』なのだ。」(コリン・ウィルソン『アウトサイダー』p108)アウトサイダー (集英社文庫)作者: コリン・ウィルソン,中村保男…
自分がどういう人間なのかを説明するのは、ぼくの力量では、ちょっとむずかしすぎる。これは、説明できへんわ。たいへんや。自分が、何をすることができて、これまで何をしてきて、これから何をやりたくて、いまをいきているのか、どうしたって、説明できな…
山極寿一の『父という余分なもの』をよみおわったので、つぎはこの『アウトサイダー』という本をよんでいる。刺激的でおもしろい。この2冊をつなげることができれば、社会性がかけているという自分の問題を、なんか、解決できそうな気がしている。アウトサ…
山極寿一著『父という余分なもの』をよみながら、社会人基礎力とは、なんだろうと、かんがえている。この本をよんでおもったのは、経産省のいう社会人基礎力は、産業人基礎力みたいなものだということであり、また、本当の意味での社会人基礎力とは、①労働す…