2020-01-01から1年間の記事一覧

ハーバーマスとフロムが、おもしろそうだ。【哲学・思想】

細見和之『フランクフルト学派』。ふむふむ。フランクフルト学派 -ホルクハイマー、アドルノから21世紀の「批判理論」へ (中公新書)作者:細見 和之発売日: 2014/10/24メディア: 新書 ハーバーマスが、おもしろそうだ。ハーバーマスのいっていることは、ぼく…

いつでも小休止ができて、いつでも再チャレンジができる社会が、多様性をみとめる社会なのだとおもう。日本を不寛容な社会にしたくない。

諸価値のうつりかわりが、はげしい時代だから、自我が不安定になりやすいというのが、現代社会なんだって、だれかがいっていた。河合隼雄やったような気もするけど、そうでない気もする。とにかく、心理学者が、いっていた。こころが傷つきやすい時代なのだ…

キャッチボールを15年ぶりくらいに、やった。むずかしかったけれど、たのしかった。落合博満いわく「ボールをなげる動作はバットスイングにも通じる」らしい。

今日は、小学生のころからの友人と、キャッチボールをした。マスクもしていたし、ひとがほとんどいない公園だったし、よって3密ではないので、新型コロナウイルス(COVID-19)対策としては十分だろう。また、手をあらうまで、顔にふれることもなかったので、大…

社会化したいあせりと反社会でいたい欲求

自己を社会化させたいというあせりがある一方で、反社会、反権威でありたいという性格がある。 石毛直道さんの『食事の文明論』では、性と食事のことは反社会であるとかかれている。わりと、食事と性には、ぼくは関心がつよいのは、つまり、そういうことで。…

ジブリの『コクリコ坂から』をみた。さきの戦争から影響をうける実存のこと。

ジブリの『コクリコ坂から』をみた。 この作品もまた、『風立ちぬ』とおなじく、「戦争」というテーマが、底流にあるようだ。 ひとは、自己が成長する途上では、なにかと精神が不安定になる。その不安定は、特に思春期に、ひどくなるのだが、"ふつう"に、恋…

文明と文化のちがい。それは、いっぺん技術論をとおってみて、わかってくる。【梅棹忠夫、石毛直道、落合博満】

技術と文明は、二重らせん構造のようである。ふたつは、対になっているところがある。そういうイメージをもつと、文明という、つかみどころのないものが、わかりやすくなった。 いま、石毛直道著『食事の文明論』をよみながら、文明と文化について、かんがえ…

部屋の整理をしている。どれだけ合理的なシステムを構築できるだろう。【落合博満と梅棹忠夫のかんがえかたを参考に】】

やっぱり夜型の人間だ。深夜の方が、作業が、はかどる。 自宅勤務になっていて、できることがかぎられているので、自分の部屋の整理をしている。ちょうどよいので、まともに仕事ができるような部屋にしようとおもっている。 まずは、いるもの、いらないもの…

【宮崎駿『風立ちぬ』】たいへん感動した物語だった。

『風立ちぬ』、すごくよかった。感動した。最近なのか、今日だけ、特別なのか、涙腺がゆるい。うるうるしすぎだった。わけわからんところでも、うるうるしてしまったし。ここ最近ふれた物語で、最高傑作だとおもう。アニメーションも、すごく、やわらかくて…

【宮崎駿『風立ちぬ』】年老いて、なお、かれることのない偉大な精神。

宮崎駿の引退作らしい『風立ちぬ』をみている。何年かまえに、テレビで放送していたものを録画しておいた。いま、ようやく半分くらいみた。やっぱり、映画は、みるのがつかれる。1時間もたてば、集中力はきれる。こんなようでは、とても、映画館では、やって…

技術を身につけるために、まもるべき原理原則は、「反復練習と復習」だ。【落合博満 技術論】

今日(といっても、記事をかいているうちに昨日になってしまったが)、仕事おわりに、バッティングセンターにいった。新型コロナウイルスに関していうと、このバッティングセンターは、野外であるし、今日はひとりも客がいなかったので、問題ないだろう。また…

死と生のこと。

気もちよく泥酔するたびに、死の危険を感じながら、無意識の底にしずみたくない。いいかげんに、せんならん。お酒で、ふつうの社交をたのしめるようになりたい。もっというと、お酒なく、社交をたのしめるようになりたい。お酒は神事ではない。なにごととも…

お酒と依存症について、おもうこと。

ぼくはお酒をのむと、たまに、人格が裏返るようなことがある。「自分は多重人格である」などと、中二なことをいいたいわけではない。お酒をのむと、はめをはずしてしまうのだ。 よっぱらいながら、やってしまったことを割合、克明に記述する性癖もあるので、…

週末になると疲労困憊だ。たいした仕事もしていないのに、なぜか疲労感がたまるとおもっていたが、割合ストイックなのかもしれない。

今日は、自宅勤務ということだったので、1日家ですごした。自宅勤務など、そもそもできるたちの人間ではないが、今日は特に、疲労困憊だったので、ほとんど1日中、ねてすごした。食事をしているか、ねているかという感じだった。理想とする「食っちゃ寝」…

本のこと。読書のこと。古本のおもしろさ。

あたらしいものより、ふるいものに、ひかれることがおおい人間なので、本は、古本で、ことたりることがおおい。本当のところは、新品の本をほしくもあるが、お金がかかるので、まあ、古本ですませているという方が、正直な気もちに、ちかいともいえる。 本の…

合理化したい仕事。合理的思考の訓練と運動(落合博満の思考をたどりながら、素振りをする)。

日記。今日は仕事だった。奇数週の土曜日なので、半ドンなのだが、18時半ころまで、残業していた。やった業務は、コンピュータと人の手で作成した時間割と元資料とを声にだして、よみあげて、つきあわせていくというもの。はなはだしく、原始的な手法だ。最…

成長したこと。自分のスキルアップや人生をゆたかにするために、仕事にとりくめるようになってきた。

日記。テーマは、「『勝手にプラス5』の原理」。なんのことやというと、どんな仕事でも、評価されるかどうかなどにとらわれず、自分のスキルアップのために、創意工夫をして、真剣にとりくむということ。うけうりのことばなので、真意からはニュアンスが多少…

「暗中模索の自分さがしの物語」がおわり、「なにか風景がえがかれたキャンバスに、"自分"をえがいていく物語」がはじまった。

今日は、仕事がえりのバスと電車で、職場の哲学の先生といっしょになったので、いろいろはなすことができた。 「ファシズムとか、ポピュリズムに、すこし関心があります。○○という本を今日、Amazonのオススメでみつけましたが、著者をご存じでしょうか?」と…

イメージトレーニングで、からだの感覚をつかんでいく。バッティングの動作をことばにする。【落合博満のバッティングの理屈】

左側の首筋がいたくて、当分、運動はひかえようとおもうので、バットスイングに関するからだの感覚を言語化して、イメージトレーニングをしようとおもう。 そもそも、「からだの感覚を言語化して、思考をたくましくし、思想をねり、精神をたくましくする」と…

日記。左側の首筋がいたい。落合博満にハマる。居酒屋での女性客との出会い。

日記。 目次 ①左側の首筋がいたい。 ②落合博満にハマる。 ③串カツ屋での女性客との出会い。自然なきっかけの重要性。 ①左側の首筋がいたい。 左側の首筋がいたい。昨日くらいから、いたみがでてきたけど、悪化したかもしれない。根をつめて、素振りをやって…

自信がついてきたという感覚。継続してきた経験からの手ごたえ。

日記。テーマは、「自信」。 「このくらいまでやったら、つっこんでも大丈夫やろう」という感じで、日本社会にある不文律的なルールや基準が、なんとなく、わかってきたので、その分だけ、自信がついてきた。人間、ときには鞘から、刀をぬいてみることも必要…

はたらきたくなかったり、出世より人生のゆたかさをもとめたりするのは、ほっこりするような「やさしさ」をもとめる価値観が基準になっているからだとおもう。

すべてのリスクを回避したい。自分がなにかを選択することで、誰かのなにかをうばうことになり傷つけてしまうことや、その選択が失敗におわることで自分が傷つくことから、のがれていたい。このような傷をおってしまうリスクがあるのならば、自分をころして…

ライフワークとして運動を位置づける。そのために、学校の体育=運動というおもいこみを破壊して、運動を自分のリアリティのなかで、再定義する。

いま実践しているようなかたちで、もっとわかいうちから、運動をしたかったなあ、とおもいます。学校の体育は、全然たのしくなかったので、極力目だたないようにつとめたり、やすむ口実をさがしたりして、もったいない時間をすごしてしまったなあと。いま実…

からだをうごかして、合理的思考を身につける。落合博満のバッティングの理屈から、まなぶ。

運動不足の解消のために、ただ単に筋トレをするだけでは、たのしくなくて、継続できそうにないので、自分がすきな運動を目的もなくとりいれている。すきな運動とは、野球だ。野球で、ひとりで、すぐにはじめられることといえば、バットスイング(素振り)だ。…

なんで、ひとは、こころを病むのか。こころが病むのは、自立のはじまり。

「なんで、いきづらさがあって、こころが病むんだろう」という問いについて、こたえとなる理屈がみつかった気がする。ことわっておくが、これは、日本社会にいきる、わたしたちについての話だ。世界のほかの国々のことは、しらない。ひとが、こころを病むと…

落合博満からまなぶ、「合理的な思考」について。ただしいバットスイング(素振り)を身につける練習をとおして。

バットスイングの上達のための実践や思考についてのブログ記事ですが、合理的な思考方法をからだ全体で、感覚的におこなうことができるようになることをめざしていますので、教育的な価値におもきをおきながら、よんでいただければ、うれしいです。野球好き…

悲観、悲観、悲観。

学校という、おかしな場と制度にしばられているなかで、結婚し、家庭をもち、避妊もせずに、セックスをして、子どもをつくって、というような行為を、よくするなあというのが、一生かかってもとくことができない謎のような気がしている。よく、そんなことを…

「絶対に、よわい立場にたって、いきていこう」という態度としての素振り。定時で仕事をきりあげて、バットを素振りする日常。

人類の未来のための責任なら、おうことができるように、努力したい。ずいぶん、おおげさなことをいう。しかし、人間の理屈より、組織の論理を上位におき、人類の未来から反対の方向にむかっているような組織には、なんの責任もおいたくない。そもそも、おう…

落合博満(プロ野球選手)の打撃技術本から、からだの感覚をつかむ方法を実践的にまなぶ。

ちょっと風邪をひいていたので、昨日まで、3日、4日ほど、素振りをするのをやめていた。ずいぶん体調もよくなったので、今日から、また再開した。からだをやすめていたためか、今日は割合、よい感じでバットをふることができた感触がある。ブンッ、という音…

からだの感覚をことばで表現することの重要性。落合博満の打撃技術の本から、まなぶ。

よんだひとが、「なるほど、そういう理屈か!」と納得できたり、動作をイメージできるくらいの説得力をもたせるかたちで、自分のからだの感覚について、ことばにして表現することができる。これは落合博満という人間の強烈な個性である。かれは、野球選手と…

生活の、人生のゆたかさのこと。プロ奢ラレヤーさんの『嫌なこと、全部やめても生きられる』をよみながら、かんがえています。

人間には、ボーッとして、なにもかんがえずにいる時間が必要だ。ひとりで、酒をのむ時間が、ぼくには必要なのだ。たまにいく居酒屋で、ほんとうにひとりで、酒をのんでいる。まわりに、だれも客がいない。きずしだけでは、ものたりなくて、牛肉のたたきを追…