教育

自分の気持ちをコントロールするための練習について。「感情表現が苦手」とのつきあいかた。

気分とか、気もちとか、感情に分類されるものは、「感じる」ということをしなければ、表現できないとおもうのである。「かんがえる」ということや、論理などという技法に、はしったところで、よほどの文才がなければ、感情は表現することはできず、相手につ…

自己実現するために必要不可欠な感覚。

今朝、インターネットにある、とあるひとの日記をよんで、気づいたことがある。日記にかかれていたのは、つぎのことばである。「最近、かんがえる時間が、おおくて、自信がなくなっていたので、お話をたくさんすることができて、たのしい時間をすごせました…

ウソつきの変なひととして、あつかわれたことがくやしかった。

同業者と、教育について、お酒の席でしゃべったとき、「あなたのいっていることは、主観やん。おもいこみかもしれませんやん。」っていわれたことが、最近のあいだに2度ほどあって、とてもくやしかったので、もっと勉強しようと、ちょっと火がついたような…

大学という職場で出会った「わが師 わが友」。哲学へのしたしみかたをおしえてくれた。大学職員をやっていてよかったこと。

いまの大学という職場で、手にいれたもので、最大のものは、「"哲学"というものへの、したしみ」だとおもう。これをおそわったのは、ひとつか、ふたつ、歳上の先輩だ。そのひとは、まったく「呼吸をするように、哲学をするひと」なのだが、ぼくのような「適…

大学職員の仕事をやめようか、まよっていて、上司に相談したアレコレ

最近、いまつとめている大学の仕事をやめようと、ことあるごとに、口にしはじめている。はじめは、したしい友人・知人たちだけに、はなしていたが、職場の上司・先輩にも、人をえらんでだが、すでにそういう気もちがあることをつたえはじめている。なぜ、や…

友人といっしょに、ジョギング❗~ふつうのことが、ふつうにできるようになってきたという成功体験~

2日まえの8月13日の朝、7時におきて、友人ふたりといっしょに、公園をはしってきた。まるで、朝活のようで、とても気もちよかった。朝に、はしるということには、爽快感があったし、そのあとの1日がながくて、ちょっとお得な感じがあって、うれしかった。朝…

すごくまずい酒の席

「このままやと、おれの議論にかてなくて、なぐってしまいそうやからって、『不毛な議論』なんて、すて台詞をはいて、にげんねやろ??」とかいう、最低のワードをこの口から発してしまった。ごめんなさい。反省しておかなければならないな。しかしながら、…

hide(X JAPAN HIDE)とニーチェからかんがえる「破壊衝動とその表現方法」について

この記事のあと、もうひとつ、他者の価値観を否定して、破壊したいという衝動にかられた文章を投下する。ぼくは、自分のなかにある、この衝動を、正直、もてあましている。ぼく自身の価値基準をみとめるために、そして、まもるために、ぼくの価値基準をみと…

お酒をのんで、調子にのるのは、あかんです。

左のお尻の肉というか、筋というか、その辺が、4月末から、ずっといたい。生活に支障はないくらいなのだが、はしったりすると、いたみがあることを感じる。たぶんだが、骨とか、そういうところのいたみではないとおもう。生活に支障はないくらいなので、まあ…

ひとを愛すること。それを言語化すること。

これまで、いかりとか、かなしさとか、不愉快さとか、うれしさとか、そういうフレッシュな気もちをのがさずに、いきおいで、とにかく、なんでもかでも、ことばにしてきた。感情のうごきをとらえて、「なんでもよいから、ことばにしなくっちゃいけない」とい…

ロックミュージシャンhideと民族学者梅棹忠夫という、アジテーター(煽動家)について。氷室京介、司馬遼太郎との比較から。

hideによって、本当に、蒙をひらかれたと実感している。 すこしずつだが、洋楽をきいてみようとおもいはじめて、いまちょっと洋楽をききはじめている。そして、ききながら、いろいろしらべている。Ministryというバンドとか、The Prodigyというバンドとか、…

エロとアートと教育について(主に7/14と7/13の日記)

体調の回復と、それにともなう精神的な安定が、ようやくおとずれてきました。精神的な安定をささえてくれた方々のおかげで、なんというか、ようやくトンネルが開通したような感じです。陰に陽に、ささえてくれたひとには、感謝しても、しきれません。今回は…

アウトサイダー3(異端がうまれるのは、なぜなのか)

「人生をゆきあたりばったりに受け入れる代りに、いかに生きるべきかに関心を抱く人間は、それだけで、おのずから、『アウトサイダー』なのだ。」(コリン・ウィルソン『アウトサイダー』p108)アウトサイダー (集英社文庫)作者: コリン・ウィルソン,中村保男…

アウトサイダー2(就職活動にくるしむひとへ)

自分がどういう人間なのかを説明するのは、ぼくの力量では、ちょっとむずかしすぎる。これは、説明できへんわ。たいへんや。自分が、何をすることができて、これまで何をしてきて、これから何をやりたくて、いまをいきているのか、どうしたって、説明できな…

誰かのちからになる「ことば」をたいせつにして、いきていきたい

ことばの世界で、いきていきたい。 ことばをたいせつにする世界で、いきていきたい。 このかたのブログにつづられている「ことば」から、はげまされて、勇気とやさしさをわけてもらえた。そして、なにより、日々をなんとか、やりすごしていくなかで、わすれ…

多層的な自己

「教育者は、フィールドワークをしなければ、いけない!」と、なんかすごく意気揚々としていて、弱者の立場をしるために、仕事をやめて、職業訓練からはじめて、いちから、社会性を身につけることをしたいと、夢に夢みて、意気ごんでいる自分がいる。しかし…

山極寿一さんのリーダー像と教育観から喚起されたこと

山極寿一さんのインタビュー記事からシェアする。 campus.nikkei.co.jp 一代限りのリーダーにはなれても、次の世代のリーダーを育てるのは、実は非常に難しい。なぜ今西さんにそれができたのかといえば、彼は愛されていたけれど、信用されなかったからなんで…

社会人基礎力(①労働するちから、②食事するちから、③セックスするちから)について

山極寿一著『父という余分なもの』をよみながら、社会人基礎力とは、なんだろうと、かんがえている。この本をよんでおもったのは、経産省のいう社会人基礎力は、産業人基礎力みたいなものだということであり、また、本当の意味での社会人基礎力とは、①労働す…

社会人基礎力というのは、つまり産業人基礎力のことだろ?

社会人基礎力とは、いったい何なのか、いまだに、わからないから、ちょっとながいけれど、経産省のホームページから引用する。 「社会人基礎力」とは、「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の3つの能力(12の能力要素)から構成されてお…

箱庭療法の現場②(臨床心理の奥深さ)

箱庭療法の現場をみて、そして、臨床心理士と話をしてみて、「これはたしかによい」と、直観というほどたいそれたものではないくらい、素朴な感覚で、そのようにおもえた。しかしながら、いま、ぼくが対応している学生ような人間は、そのように、感じること…

箱庭療法の現場

今日は、はじめて、箱庭療法の現場をみた。箱庭療法をおこなう部屋では、4面ある壁のうちの2面に、オモチャや人形などが、ぎっしりとならべられた棚があった。部屋の奥には、枯山水のように、砂がしきつめられた箱があった。たぶん、あれが箱庭だ。そして…

「10年(5年)単位でいきる人間」(藤川球児というボクのヒーロー)

藤川球児の本をよんでいる。・この口数のおおさって、なんだろう。にている。・感じたことをしっかりとかいている。感じかたとか、ぼくとすごくにている。・藤川球児自身の自分の性格理解とぼくのそれもにている。・小中学生のころから、ぼくは藤川球児のフ…

母と子のつながりをきった先にある関係

おもしろい変化がある。なんか母親のことが、すきになった。なんかすごくちかく感じるようになった。母親という人間のことをすきになった。どうもこれはマザコンなどといわれるような感じのものではない。母と子というつながりが、バッサリときれた感じがし…

自分の心身のことを表現することで、心身を理解する感覚がとぎすまされる

調子のよかったすこしまえの心身の状態と比較すると、いま、けっこうしんどい。そういうことは、よくありえることなので、しんどいことには、あまりこまっていない。こまっているのは、「なんで、ちょっとまえは、調子がよかったのに、いま、からまわりして…

関係をもつことができない理由~なんでひとは、ひきこもるのか~

イエスであれ、ノーであれ、自分の「こうしてほしい(してほしくない)」、「こうしたい(したくない)」ということの意を、他者にくんでもらえるという経験が、他者との関係性をもつために必要な健康をはぐくんでいくのだとおもう。「こうしたいことを"あのひと…

したくないことは、しない。

「したくないことはしない」ということを、これは大事なことばだと、竹内敏晴はいう。「『したくないことはしない』という自覚」をもち、「『それは嫌だ』といいきるという行動形態によって、築かれてくる自我」を、「マイナス型の自我」と名づけている。そ…

依存関係が転じて、個性化へのきっかけとなる可能性

ほんとうの意味でのおとなにならなければ、人類学なんて、とてもできないだろう、とおもっている。人類学をやる、やらないにかかわらず、とにかく、ほんとうの意味でのおとなに、はやくなりたい。これは、いまにはじまったことではなくて、むかしから、そう…

メタ認知、桂正和と角田光代の作品との体験をとおして

角田光代のエッセイ『恋をしよう。夢をみよう。旅にでよう。』をよんでいる。適当に、ながしよみしているので、とやかく寸評などはしないけれど、ちょっとだけ、読書感想文をかこうとおもう。本書のあちこちに、ひょっこりと顔をだす著者の酒のみアピールが…

Facebookに自伝をかく意義

いつもよくしてくれている先生から、顎関節症などの治療をこえて、「○○くんは、文章をかく方がよい。」と発破をかけられたことに、背中をおされて、こうして自分のことを文章にするようになった。まずはFacebookに、自分のことをかくようになってから、2ヶ月…

生きることと働くこととのギャップ

よくおもいだしたら、23歳のときに、同志社大学の就職支援課(課の名称がただしいかどうかは不明。仮にこのようにいっておく。)のひとに、「文章をかいて、いきていきたい」といっている。このとき、自分が今後どうやっていきていくのかを、すでに表明してい…